一級建築士設計製図試験!本試験課題の自由度にビックリしたら負けよ!

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本日も友人との一級建築士試験談話を引き続きお楽しみ頂けたらと思います。

最終回のテーマは『本試験課題はなぜ?自由度が高いのか?』についてお話していきたいと思います。

ご清聴よろしくお願い致します。

一級建築士設計製図試験を作成する人の気持ちになってみる。

店員さん『はい!カルピスとレモンサワーです』

ビリケツ君・友人『有難うございま~す。かんぱーい』

友人『先ほどの話ですが、なんで本試験課題って自由度が高いってわかるんですか?』

ビリケツ君『さっき話した通り、本試験は総合資格・日建学院・TAC・その他の独学で勉強している人も受験するんだよね。だからさぁ~ある程度自由度が高い設定にしておかないと一部の学校に有利になったら困ると思わない?そして自由度がないと受験生のプランが同じになったら採点が大変じゃん。〇〇君が試験元の立場だったらどう?』

友人『確かにそうですね。でも、どうやって自由度が高いって思うんですか?初めて一級建築士設計製図試験を受験する僕にわかるように、もっと簡単に教えて下さい』

ビリケツ君『じゃ~資格学校の課題ってね。自由度がメチャクチャ少ないって言ったよね。。だから結構エスキスが得意な人が課題を解くとみんな似たり寄ったりのプランになるんだよね。でも、本試験って自由度が高いからエスキスが得意な人が解くと色んなプランが出来るんだよね。その証拠に本試験終了後に大手の資格学校が3校が独自のプランを1プランずつ発表するよね。そして試験元が2つ発表するので最低でも5つのプランが出来上がるのよ。これって凄くない。資格学校の一つの課題からこんなにもプランが分かれる事なんてないでしょう。でも、本試験課題はいつも各学校でバラバラのプランになるのよね。』

友人『おお~そういわれてみれば、そうかも知れませんね。』



ビリケツ君『でしょう。だから本試験課題を解く時のコツはシンプルに考えて、学校の前半戦の課題の解き方・考え方でやれば簡単に解けるような課題だと思うよ。現に合格した年は結局本試験課題のエスキスが最速だったしね。』

友人『なんかクラスメイトの角番の人や講師が言っていた事と違い過ぎて戸惑います。』

ビリケツ君『初年度生は別にしても、過年度生は知識があり過ぎて悩み過ぎているだけだと思うよ(笑)本試験課題は資格学校の課題と違って何にもテーマないから、本当に自由だよ。去年も吹抜けの指定がないのに、受験生のみんなが勝手に吹抜け設けて、建物の内部計画を破たんさせている受験生一杯いたよ。吹抜け以外の計画が上手くいってそれでも吹抜けを設けられそうだったら、その時に初めて吹抜けの計画を考えられれば良かったのに。みんな勝手に判断して墓穴を掘ったね。』

友人『では、指定が無ければ設けなくても良いの?』

ビリケツ君『計画した方が良いけど、優先順位が違うかな?』

友人『優先順位?』

ビリケツ君『例えば○○君がかき氷頼むじゃん。宇治金時買ってきてねと、その時後輩がブルーハワイ買ってきました。しかも練乳かけてきましたよと言われても喜べませんよね。練乳は嬉しいけど、宇治金時じゃないじゃん!と怒りませんか。本試験も一緒です。内部の計画をちゃんとやってねと頼んだら、内部の計画は疎かになりましたけど、吹抜け設けました。と言っているのと同じだよ。○○君はそんな後輩どう思う?宇治金時買ってきてくれるだけでも嬉しいよね。そしてその上に後輩が気を利かせて練乳かけてきたら最高じゃない?』

友人『宇治金時だけでも嬉しいのに練乳あったら、もっと嬉しいですね。あ!試験元も一緒の気持ちなんですね。』

ビリケツ君『そうでしょう。試験元の気持ちになったらわかるよね。ちょっと視点を変えるだけで試験元の気持ちわかるようになるでしょう。本試験課題を解く上で、まずは必要最低限要求されている事に応えてから、色々と付け足せばきっと合格すると思うよ。』

友人『おお!そういう事ですか!なんか怪しい壺とか買っても良いような気がしてきました。(笑)先輩詐欺師っぽいですよ』

ビリケツ君『合格したら焼肉奢ってくれよなぁ(笑)』

まとめ

本試験課題は毎年自由度が物凄く高い設定になっていますので、資格学校の課題とは大きく違います。

特に初年度生は問題を見て戸惑うと思いますが、シンプルにオーソドックスに考えたら必ず解けるようになっていますので、自信をもって本試験に臨んで下さい。

一級建築士設計製図試験合格!頑張れ!ファイト!

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