僕はこの設計製図試験をワンマン社長の無茶ブリだと思っています。

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僕は一級建築士設計製図試験とはこう考えています。

ある日仲の良い社長(施主・試験元)に呼ばれて会社にいきます。

そこで社長から今度リゾートホテルを建てる事になったので、ラフプランを作成してくれと課題分を渡されます。

ワンマン社長の思い付きには困ったものだ(笑)




社長『ビリケツ君久し振りだねぇ~元気だったかい?今日君に頼みがあるんだけど良いかな?』

ビリケツ君『頼みって断れない頼みですよね。きっと()

社長『そうだよ!俺施主なんだから。断る権利はないよ!ビリケツ君には。うふふ』

ビリケツ君『はい。ではご用件をお伺い致します』

社長『今度弊社で小規模なリゾートホテルを建てる事になってね。ビリケツ君にも良い案をもらおうかと思って今日は呼んだんだよ。ごめんねけど、今から会議で2時間抜けるのでそれまでにざっくりで良いからプランまとめといてよ。ほら!これが条件だから(課題文)

ビリケツ君『え!今から2時間後ですか?ちょっと・・・』

社長『いいから、いいから。サクサクっと設計しておいてよ。簡単で良いからね。じゃ頼むよ』

ビリケツ君『しゃ、しゃちょう~・・・』

という感じではないでしょうか?

一級建築士設計図試験もこのやり取りと似ていませんか?

こう考えると『本試験課題=第一回目の打ち合わせのラフプラン』と思ったらエスキスで100点を目指さなくても良いのではないかと思いませんか?

あくまでも第一回目の打ち合わせのプランを作るだけなので、エスキスも80で良いんじゃないでしょうか?と僕は思います。

この試験で出題されている課題(社長の要求)は工事内容を詰める事が目的ではなく、第一回目の打ち合わせ用のプラン作成と思って割り切ってエスキスやれば良いのではないかと思います。 

もし仮に社長(試験元)3層吹き抜けを要求してなければ第一案は吹抜けを計画しなくても良いのではないでしょうか?

社長の要求する室が入った後に余裕があれば3層吹き抜けを計画すれば良いと思います。受験生の皆様が施主(試験元)の立場でレストラン200㎡要求しているのにも関わらず設計者が『レストランは150㎡ですが、3層吹き抜けを設けて明るく開放的な空間を演出しました』と言ってきたらどうしますか?

『お前!帰れ!』と言いませんか?() 

少しだけ課題を解く時に施主(試験元)の気持ちを理解すると、また違った見方が出来るのではないでしょうか?  

エスキスをやる上で計画の要点が重要な理由

計画の要点とは言わばプレゼンテーションだと僕は思っています。

エスキスが終わり作図が終わった後に最後に社長に向けて自分のプランをプレゼンしないといけません。

出来れば社長が何を求めているのか設計する前段階で知る必要があります。

そこでヒントとなるのが計画の要点です。

僕は計画の要点=缶コーヒーをいつも奢っている掃除のおばちゃんだと思っています。

掃除のおばちゃんと仲良くしていたら、色んな情報が聞けます。

掃除のおばちゃん『昨日も違う建設会社の営業がホテルの打ち合わせに来て怒られて帰っていったよ』

ビリケツ君『あ!そうなんですか?具体的に何を怒っていました?』

掃除のおばちゃん『社長がコーヒー飲みながらアプローチの計画だったり車寄せの計画だったり、構造で言えば目標耐震の事を・・・』

ビリケツ君『え~そうなんですか?吹抜けという言葉は出ていましたか?』

掃除のおばちゃん『出るわけがないでしょう。社長は幼少期に高い所から落ちて高所恐怖症なんだからね。』

ビリケツ君『いつも貴重な情報有難うございます。今度美味しいシュークリームの差し入れしますね』 

という感じで教えてくれているのです。

だからエスキスする前に計画の要点に目を通すべきなのです。 

まとめ

受験生の皆様はこの憎たらしい一級建築士設計製図試験を早く卒業したいと思っていると思います。

でも、卒業するとみんな言うんですけど、きつかったけど楽しかったねという人が僕の周りには多いです。

今は苦しくて大変だと思います。

しかし合格したらきっと懐かしいく良い思い出に代わると思いますので、今はこの試験を楽しんで下さい。

今頑張っている自分が、きっと本試験中に助けてくれるので最後まで諦めずに頑張って下さいね。

この瞬間を大切に!

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