本日も受験生から多くの質問が寄せられる『道路斜線制限』について少し語っていきたいと思います。
コロナの後遺症で睡眠障害を起こしているので、ブログを更新出来ずに申し訳ないです。
時間の都合上少し文章を端折っているのは、お許し下さい。
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道路斜線制限!去年はヘリアキ処理が可能!今年は1スパンセットバックで対応!
去年と今年の大きな違いは、駐車場の台数です。
去年の課題は平面式駐車の台数が多く、今年の課題は少ないと予想されます。現段階では。
そのため、今年はヘリアキに余裕がないため、無理にヘリアキを確保して道路斜線制限をクリアしようとすると無駄な空間&建物内部のプランが難しくなります。
例えば、二面道路を有効活用するため、サブ道路側にサービス用駐車場を設けた場合、ヘリアキは最低3m必要になります。
サービス用駐車場を設けない場合は最低ヘリアキ2m確保。
3m程度であれば、無駄な空間と認識されないと思います。
しかし、道路斜線制限をクリアするためにヘリアキを5m確保するとどうでしょうか?
ヘリアキが5mって結構無駄なスペースになってしまいます。
去年の課題であれば、駐車場の台数が多いため、ヘリアキが6mあっても違和感がありませんが、駐車場の台数が少ないのに、ヘリアキが4mを超えると違和感が生まれます。
オープンスペース等の外部条件が話は全く違ってきますが、特に指定がない場合は、極力ヘリアキは3m以内に収めた方が良いと思います。
今年の課題で特に外部条件がない場合は、多分1スパンセットバックして対応する事になると思います。
去年の課題に引っ張られてヘリアキで処理する事にこだわると大変な事になると思います。
僕が受験生であれば、2面道路で外部条件が特にない場合は、サブ道路の道路斜線制限は、1スパンセットバック→ヘリアキで処理するという優先順位で考えます。
まとめ
この考えが正しい、この考え方が間違っているじゃなく、第1案目はこっち。第2案目はこっちという風に、可能性を0にしない事が非常に重要です。