今週日曜日は令和4年度一級建築士学科試験ですね。
去年不合格だった受験生は、ようやくリベンジする機会がやってきます。
是非、今年は去年の悔しい気持ちを存分に晴らして下さい。
サクッと合格して製図試験のフィールドでお待ちしています。
初めて一級建築士学科試験を受験する受験生はドキドキが止まらないと思いますが、落ち着いてやればきっと合格出来ると思います。
実力はすでに合格圏!!
後はどれだけ落ち着いて試験と向き合えるかだと思いますので、ラストの追い込みも重要ですが、体調管理に時間を費やす事も大事です。
去年は計画の難易度が過去1番難しかった!今年はきっと大丈夫。
計画・環境設備
去年の一級建築士学科試験は、計画のレベルが過去1番難しく、多くの受験生が戸惑ったのではないでしょうか?
難しい、難しいとの声を頂いたので、実際解いてみましたが、本当に難しかったです。
過去問で対応出来ない問題構成は、本当に受験生泣かせだと思います。
2年連続で計画が難しかった事はないので、今年は普通の難易度に戻ると思います。
計画・環境設備の難易度は例年であれば、5段階で5が難易度MAXとすると下記のように構成されています。
難易度 5がMAX難しい
計画 3~4 環境設備2~3
過去問出題比率
計画13~15問 環境設備 15~17問
しかし、5年に一度前後に、この難易度が入れ替わります。
計画15~17問 環境設備 13~15問
そのため、もしかすると今年は計画の難易度に比べて環境設備の難易度がUPしているかも知れません。
でも、大丈夫です。
計画・環境設備は単体で考えるのではなく、両方合わせて28~30点獲得すると考えればOKです。
本番で環境設備が難しいと感じた場合は、このブログを思い出してみて下さい。
きっと計画は過去問からの出題が通常より少し多いと思います。
思い込み厳禁です。
良く文章読めばきっと答えが導けるはず。
計画・環境は合格を決めに行く科目じゃなく、法規に流れを繋ぐ科目です。
30点以上を目指さず、28点で御の字と思うべきです。
法規
法規科目は時間との戦いです。
一級建築士と二級建築士の学科の難易度が大きく違う点が法規です。
二級建築士試験に比べて一級建築士試験は圧倒的に時間が足りません。
試験元が設定した1時間45分が仮に2時間であれば、法規科目の難易度は一気に下がると思います。
全受験生そうだと思いますが、一分一秒が合否を分けます。
1点アドバイスすると法規科目の問1は結構難しい傾向にあるため、ちょっと迷ったら飛ばして先に進んだ方が良いと思います。
一見簡単そうで、実は難しい問題が多い気がするので、個人的にはダメなら次にいく決断をしてほしいと思います。
僕が受験生だった時も問1が結構難しくて問2から進めたと思います。
28点とか高得点を狙わなくて良いので、25点以上(最低24点以上)は確保してほしいと思います。
一級建築士学科試験合格者の法規科目の点数は24点以上が圧倒的多数だと思います。
まれに23点以下で合格している受験生もいると思いますが、あんまり出会った事ないかも知れません。
構造・施工
構造
近年は、構造力学の難易度がそこまで高くないため、満点、または1点不正解位で行けると思います。
今年構造力学が難しい場合は、文章問題で高得点が狙えると思いますので、力学が難しい=もう駄目と思わず文章問題頑張ってほしいと思います。
点数の構成が数年に1度変わるので油断は禁物です。数年前、構造力学が二級建築士レベルでみんな満点獲得?と思った年があったのですが、その年は文章問題が過去1難しくて受験生みんな泣いていました。
構造の文章問題は過去問からの出題が多いため、力学と合わせて出来れば25点、最低23点確保出来れば合格が見えてくると思います。
大卒とそれ以外の学歴の受験生との差が一番出るのが構造です。これは埋まらないため、理想は高く持たない事です。
施工
施工科目は例年過去問からの出題が非常に少ないです。
そのため、20点以上は狙わず、18点以上を獲得してほしいと思います。
過去問から15点分は出題されると思いますので、残り10問をどうにか3問。
確率的にも行けると思いますので、運も大事ですが、4択を3択 3択2択に出来るように、1枝1枝大切にしてほしいと思います。
まとめ
週末土曜日は勉強したい!と思うかも知れませんが、体調管理も大事な勉強の一部だと思います。
出来れば勉強は午前中までにして、後は美味しい物を食べて、暖かいお風呂に入って試験当日を迎えてほしいと思います。
試験当日 周りを見渡すときっとみんな頭が良さそうな人達に見えます。
大丈夫です。
周りはあなたの事を同じように思っています。
1年間努力した自分を信じて試験に望んで下さい。
きっと良い結果がついてくると思います。
では、製図のフィールドで会いましょう!
7月24日(日)21時から師匠の無料の今年の課題解説があるので、是非参加してみて下さい。
詳しくは土曜日のブログを参照してください。