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平成28年度一級建築士設計製図試験『子ども・子育て支援センター』について

毎日暑いですねぇ~体調管理は大丈夫ですか?

僕は原因不明の高熱で2日間ダウンしていました(´・ω・`)

お医者様もビックリの39.3度きつかったぁ~(T_T)

本日は総合資格学院の課題ではなく、平成28年度の本試験課題について語っていきます♪

総合資格学院に通う受験生からアドバイスを求められましたので、少しアドバイスを♪

宿題で提出しないといけないみたいですね(^^)/ 

本試験はシンプルに考え妥協する事を忘れない!




平成28年度の課題は100点を目指すと、エスキスが2時間で収まらなかったと思います。

例年に比べて難しい課題と言われています。

期製図に通う受験生であればとても良い課題だと思いますので、頑張って解いてみて下さい。

もしご質問があれば勉強会の時にまとめてお答えいたします♪ 

下記の形をイメージしてエスキスしてみて下さい。

コアの位置は北西側に駐車場をまとめて計画した場合は西側が管理用階段、東側のどちらかが利用者用階段になります。

2面道路を利用した場合は東側が管理用階段・西側が利用者用階段となります。

通路が計画出来ない場合は階段とEVを切り離して考えれば良いと思います。

理想のプランはTAC

TACの解答例はシンプルでとても良い解答例だったと思います。

大手3社で一番シンプルで理解しやすかったと思います。合格率も大手3社でTACが断トツ良かったです。

総合資格学院の解答も良いけど・・・

総合資格学院の解答例も素敵だと思いますけど、複雑過ぎてとても2時間でエスキス出来ないと思います。

その為あんまり参考になりません。 

え!日建学院の解答例?は一発ランク3かと思った(^^)/

3階建て指定の所プレイルーム天井高6.5m階高8mを3階に計画していました。

4階建て?と思う位斬新なプランでした。

良い子の皆様はマネしないようにね♪ 

平成28年度『子ども・子育て支援センター』ポイント

  1. 6mと7mの変則スパンを使用する。
  2. プレイルームは2階西側に計画する。
  3. 屋上広場は2階南東側に計画する。
  4. 屋外遊技場を南西側に計画する。
  5. 保育部門を1階にまとめる。 

この5つが適切に計画出来た受験生は高確率で合格していると思います。 

妥協する3つのポイント

  1. 1階のエントランスホールがコンパクトになる。
  2. 保育所部門の廊下から直接屋外遊戯場へのアプローチが出来ない
  3. 保育所事務室から屋外遊技場を見渡せない 

1階のエントランスホールがコンパクトになる。

事務室②等を1階に計画するとエントランスホールがタイトな計画になります。

その代わり2階・3階のホールがゆとりある計画とする事が出来ます。

満点を目指すとエスキスがまとまらないので、何を犠牲にして何を優先するのか考えないといけません。 

保育所部門の廊下から直接屋外遊戯場へのアプローチが出来ない。

南側(日照確保)に要求室を向けられる限界がある為、廊下を計画出来ません。

その際は最後に6m→8mに変更すれば2mの廊下が確保出来ます。

駐車場を北西側にまとめるとX方向は42mヘリアキ2+2m=46mとなります。

最大4mスパン調整出来ます。

どうしても廊下を確保したい場合は考える価値あり。 

保育所事務室から屋外遊戯場を見渡せない

遊戯室を南側ではなく東側(北東側)に計画すれば1部屋分計画出来ますので、保育所事務室を屋外遊戯場に面して計画出来ます。 

まとめ

予備知識が無いと難しく感じるかも知れませんが、課題発表から2か月間総合資格学院やTACに通学すれば、この課題に対応出来たと思います。

この年日建の課題を全く見てないので何とも言えません。

本試験課題はシンプルに考えて、妥協するポイントを間違わなければ1時間位でエスキスする事が可能です。

課題発表後は学校で妥協するポイントを教えてもらって下さい。

本試験は100点を目指すのではなく、80点を目指すのです。

それが合格への近道です。

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