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一級建築士設計製図試験攻略!長期講座か短期講座か迷っている受験生へ

一級建築士試験の合格発表後から『合格したよぉ♪』の嬉しいお知らせメールが届く一方で来年度の取り組みについて相談される事が多くなってきましたので、ブログにまとめて書きたいと思います。 

もし受験生の皆様が僕の大切な人だったら!




受験生の皆様が僕の親友だったり大切な人だったら、きっとこんなアドバイスをすると思います。

あくまで個人的主観ですので、あとは各自で判断して下さい。 

来年2回目の設計製図試験に挑戦する受験生へ

一級建築士設計製図試験は学科合格後からたった2か月しか本試験まで準備期間がなかったと思います。

その為合格した受験生を含め完璧にやり切ったと思える受験生は少なかったのではないでしょうか?

たまにモンスター受験生がいて初年度に関わらず簡単だったと思っている受験生も中にはいるかも知れませんけど、大多数は力を100%出し切れずに終わったと思います。

ストレート合格者から合格の報告メールを頂きましたが、皆様口を揃えて本当にこんな出来で合格して良いのかと思うっていっていました。

過年度生で長期製図コースに通っていた受験生は自信満々で合格している人は沢山いると思いますが()

初年度生には正直2か月は短すぎますよね(´・ω・`)

お金と時間に余裕があれば2年目は長期コース1択です

僕は1度だけ総合資格学院の長期製図コースに通いました。

理由は短期講座の授業に全くついていけなかったからです。

基礎の基礎が全く分からずクラスで一番落ちこぼれ、パワハラ講師からも見捨てられ本当にどん底でした。

僕は覚えが悪く短期間で成果をあげる事が苦手だったので長期でゆっくりと教えてもらった事は本当に良かったです。

基本的には短期の講師よりは時間にゆとりのある長期の講師の方が丁寧に指導してくれて本当に助かりました。

※長期製図コースの講師は基本的には短期製図コースで高い合格率を達成した実績のある講師が教える可能性が高いです。

また総合資格学院の長期課題は短期講座で出題されるヘンテコな課題は少なく、基礎的な課題が多いのでエスキスが苦手な受験生は総合資格学院の長期製図コースお勧めです。

でも、僕が通っていた頃よりも学費がメチャクチャ高くなっていて簡単にお勧め出来ないです。

税込み約90万位ですよね。(T_T)高い。 

利点

  1. 短期製図コースと違って半年間ゆっくりと基礎から教えてもらえる
  2. 講師は短期製図コースで合格実績をあげた実力がある講師が担当する可能性が高い
  3. 基礎的な課題が多いので、課題発表前までに基礎力を身に付けられる
  4. 半年間と長い為クラスメイトや講師と仲良く出来る事で疑問点を気兼ねなく質問出来る
  5. クラスメイトのレベルが高い為、自分のレベルUPに繋がる
  6. 課題発表当日からクラスメイトや講師と課題について高いレベルの話が出来る 

欠点

  1. 学費が非常に高い。高い。高い。高い。簡単に勧められない!
  2. 講師のレベルが低い場合地獄の半年間になる。人員不足でしょうがなく長期製図コースを担当する講師に当たる可能性がある。
  3. クラスメイトが極端に少ない場合(4)クラスメイトの図面を見る機会が失われる可能性がある。
    理想は812名ですね。
    逆に講師2名に24名とかは最悪ですね。
    やはり基本は1クラス12名までにしてほしいです。
    これも都道府県によって違うと思いますので、お申し込みの際はご確認下さいませ。
    最悪曜日を変えたり転校ですね。
    講師に気を遣っている場合ではありません。合わなければ我慢せずにすぐに行動を起こして下さいね。学校は会社じゃありません。
    お金を払っているのは生徒の方です。お金をもらって学校に通っているわけではありませんので、合格の為に非情になって下さい。
    無能な講師は皆様受験生を合格に導いてくれませんよ。
     

お金と時間に余裕がなければ2年目は大手3社の短期製図コース1択です

初年度で作図が3時間以内で描けて記述もそこそこ出来るのであれば、長期に通わずに大手の総合資格学院・日建学院・TAC3社の短期コースに通われる事をお勧め致します。

何度も言いますけど、大手3社以外の有名な個人塾に通っても良いのですが、合格が大きく遠のくのではないかと思っています。

分析能力が大手3社に比べて乏しいと今年も感じました。 

近年の試験は受験生の能力も大切ですが、それ以上に各資格学校の分析能力も重要だと思います。

今年総合資格学院の合格率が高かったですが、課題は明らかにTACの課題を意識して作成されていました。

去年までは全く課題のポイントが違っていたのですが、近年のTACの驚異的な合格率を意識した結果でしょうね。

来年も総合資格学院がプライドを捨ててTACの課題を意識するようであれば、総合資格学院有利かも知れませんね。

日建学院はどうするのでしょうかね?大きくカリキュラムを変えるのか楽しみです。

TACは今年日建学院のとばっちりを受けた形で大きく合格率は伸ばせなかったみたいですが、課題の内容は今振り返ってみてもTACの課題が大手3社で一番良かったと思います。

TACに通おうと考えている受験生が多く、よく相談を受けるので一言だけ言っておきます。

TACの不安要素は総合資格学院と日建学院に比べて2週間遅れで授業がスタートするので他の受験生は2週間前にすでにスタートを切っているという事を意識して設計製図試験の勉強を始めて下さいね。

※来年は1週間早くスタートするみたいですね。どうせなら総合資格学院と日建学院に合わせれば良いのにね。

最初の2週間も最後の2週間も同じ2週間ですよ。時間は有効に使って下さい。

8課題しかないので、総合資格学院と日建学院に比べて記述の量が少ないです。

その為今年の課題で勉強した記述等があれば来年の試験に役立てて下さいね。 

TACの不安要素はその2点ぐらいですね。通学の場合です。 

角番受験生は長期にするか短期にするか迷うよね

角番の受験生は2年目長期製図コースに通った受験生であれば、はっきり言って長期コースで学ぶ事は何もないと思います。

だって基本的には課題もほぼ一緒ですからね。新しい発見はないと思います。

だから高い授業料払う価値あんまりないんですよね。

でも、長期製図コース経験者が長期製図コースにもう一度通う価値がある理由が1点だけあります。

それはクラスメイトですね。

1度長期製図コースを経験するとクラスメイトのレベルの高さになれてしまいます。

その為、2年目長期製図コースに通って3年目短期製図コースに通った時はクラスメイトのレベルに脱力感を感じると思います。

長期コースであれば課題発表があった時からクラスメイトや講師と課題について深い話が出来ます。

また2か月間毎回の授業でお互いの意見を交換したりして有意義な時間を過ごせます。

しかし短期コースに通うと蛍光ペンで線引きしましょうとか、作図の方法とか初歩の授業がある為、全くと言っていいほどクラスメイトと話す機会がありません。

そりゃそうですよね。1年目はみんなそうです。

10月位に入るとやっとクラスメイトと話が出来るレベルです。

だから短期に行っても他の受験生に教える事はあるかも知れませんけど、学ぶ事はほとんどないと思います。 

本当は長期製図コース経験者は模試の結果次第で長期コースに編入させてくれたら良いなと思います。残念ながら実現しませんけどね。 

その為、今年長期製図コースを受講された受験生で来年は短期製図コースをお考えの受験生は今年のイメージをもって短期製図コースに行かないで下さいね。

幻滅しますよ。クラスメイトに期待は禁物です。 

お金と時間に余裕があれば、学ぶ事ないけど長期製図コースかな。やっぱり・・・

クラスメイトの存在って重要だからなぁ~っと思う。ビリケツ君でした(´・ω・`)

福岡の受験生は師匠の製図塾で良いんじゃないですかね。

師匠の製図塾の詳しく情報は年明けにお伝え致します。しばしお待ちくださいませ。

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