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中廊下型の基本形は2パターンだけ!廊下幅はもちろん2mが基本だよ

一級建築士設計製図講座に通う日建学院の受験生は中廊下型を嫌という程やり込んでいると思いますので、心配はしていません。

しかし総合資格学院生は課題で中廊下型をやる機会が少ないと思いますので今回は中廊下型が苦手であろう総合資格学院生の為のブログになります。

 

日建学院生はそっと画面を閉じて下さい。




中廊下型を攻略するポイントは2つ

  1. 廊下幅は基本2mで考える
  2. 3スパン中央を6mで計画するか8mで計画するか決める。9mは総合資格限定のスパンだから頭の片隅に記憶しておいて下さい。

下記は基本となる中廊下型です。

2パターン+1パターンを覚えておけば十分でしょう。

1大きな部屋が沢山並ぶ場合は中央を8mで計画

大きな部屋が並ぶ時は中央のスパンを8mで計画すると廊下が2.5mと2m確保できる為非常に簡単に部屋を配置する事で出来ます。

階段は間口3.5m確保出来れば計画出来るので、この形が基本パターン1となります。

また60㎡要求の場合は端っこの49(オレンジ)をコアにくっつけて、出入口を横に計画しても良いですし、Y方向の7m→8mに変更しても良いと思います。

7m×8m=561割減でOK。

2大きな部屋と小さな部屋が混在する場合は中央を6mで計画する

基本的に中央のスパンを7mで計画するメリットは2階を計画する時点では少ないです。

中央部は下階でもホールや廊下になるので6mでも支障は少ないと思います。

6m場合は片方に寄せて3.5m間口のコアを計画します。

その代わり片側の廊下が取れませんので2m凹ませて廊下を作り出します。

7mで計画する時は階段を4m+廊下3mでも良いですし階段を縦向きに計画しても良いと思います。

この767を使用するメリットはY方向がMAX21mの場合(面積がオーバーして増やせない場合等)に全体の長さは変えたくないけど、スパンを南側に1m増やしたい場合に、中央のスパンを6mにして南側のスパンを1m増やす事が出来ます。

7m・6m・8mという風に。結構使えるので覚えておいた方が良いです。

仮に30㎡要求だった場合は北側のスパンを6mに変更して4m×7m=28㎡でも良いと思います。

または廊下2.5m客室4.5mでも良いのですが、客室の作図が難しくなります。

3 廊下を2.5m確保したい時は9mで計画

このパターンは総合資格特有の9mを使う事で廊下幅を両方2.5m確保できるというメリットがあります。

しかし中央を9mとする事でゆとりがあり過ぎて計画が難しいです。特に下階の計画時廊下やホールがでかくなります(笑)

南側であれば要求室が並ぶのでゆとりある広さを計画出来て嬉しいのですが(笑)

その為中央に9mスパンはあんまり使わないですね。

この2パターン(9mスパンは除く)を覚えておけば大丈夫だと思います。

中廊下型の基本は廊下幅を2mで計画する事です。

北側も南側も2.5m確保しようとすると0.5m調整しないといけません。また作図も難しくなります。

たかが50cmされど50cmです。

まとめ

中廊下型で計画する時は基本廊下幅は2mで計画した方が楽に計画出来ます。

理想は2.5m確保出来る方が良いと思います。

しかし全体のバランスを考えた場合僕は廊下幅2mでも良いのではないかと思っています。

2mの廊下幅はBestではないですよ。Betterなだけです。

そこは勘違いしないで下さいね(^^)/

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