前回の記事が思ったよりも反響があり、受験生からご質問を頂いたので本日は返答していきたいと思います。
なぜ?大手資格学校で基準階型の勉強をするのですか?
一言で言えば、売上を上げる為です。
低層階型の課題も10課題ぐらいやればエスキスの基礎力をUP出来ると思います。
基礎力UPを目的に勉強するならば長期製図講座は5月スタートで十分です。
講義料も決して安くはありませんので、受験生の事を第一に考えると5月から始めても良いのではないかと思います。
しかし大手資格学校も慈善事業ではありませんので、しっかりと収益(会社の業績)等を考えて講座数を増やす=収益UPという構図になっていると思います。
本当は過去問をベースにした課題・基準階型の課題等、無駄な課題を削減すると同時に講義料も削減してくれた方が受験生は喜ぶのではないでしょうか?
課題発表前までは過去問分析や基準階型の勉強よりも、エスキスの基礎力UPを目指した方が良いと僕は思います。
情報を精査する事が大事!!
学科試験合格を目指している受験生にも言える事ですが、学校が学科試験に合格するのに過去問20年分必要と言えば皆様信じると思います。
また『この宿題はちゃんとやって下さい』と無駄な宿題をやらされる事はないですか?
本当は合格する為には過去問15年分で十分かも、そしてその宿題はやる必要がないかもです。
ではなぜ?学校がそう言って過去問が20年分必要というかですが、15年分だと個人で過去問を入手できると思えるからです。
※15年分で良いのであれば=独学で合格出来そうと考えるからです。
少し古い問題集はヤフオク・メルカリに出品されています。
しかし20年分だと個人で過去問を入手する事が難しいと思う受験生が多い為、合格には過去問20年分と言っているだけです。
製図講座も一緒です。
やらなくても良い課題は沢山あります。
学校は慈善事業ではない事を頭に入れておいて下さい。
正直皆様の合格よりも≦売上です。
それが嫌で優秀な講師が去っていくんですけどね・・・
講師に質問!!
長期製図講座が始まって少し仲良くなったら講師に『正直ゴールデンウィーク明けからでも良くないですか?』と聞いてみて下さい。
多くの講師が『うん。そだね』というと思います。
製図初年度組は2か月間で合格レベルに仕上げてくるので、過年度組は初年度組に比べて+3か月あれば十分合格出来ると思います。
またこの件は3月の勉強会で色々とお話したいと思います。
長期製図講座に通う事はとても素晴らしい事で僕もお勧めしています。
長期製図講座に通う事をお勧めはしていますが、講座の内容が全て役に立つことばかりではないので、講師と相談して重要な事と重要でない事を見極めて下さい。
中には不思議な課題が紛れています。
またスタートが早過ぎて途中で中だるみしている受験生、講義についていけなくてドロップアウトする受験生がいると思います。
その時は一人で悩まず、クラスメイトや講師と話して問題を早めに解決して下さい。
それでも駄目なら僕にお気軽にご相談下さい。
後『講師が駄目だなぁ~』と思ったら、すぐ曜日を変えるか転校する事をお勧め致します。
講師との相性も大事です。
まとめ
過年度生は5月のゴールデンウィーク明けまでは仕事を頑張ったり、家族との時間を大切にしたり、リラックスして過ごして下さい。
たまに作図と記述を忘れない程度に勉強して頂ければ十分だと思います。
- 5月のゴールデンウィーク明けから徐々にエンジンをかける。
- 課題発表から2か月はエンジンMAXで突っ走る。
- 本試験当日にピークを持っていく。
合格!!