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基準階くんお久し振り!元気にしていた?令和3年一級建築士設計製図試験課題『集合住宅』

『事務所ビル』との予想は見事に外れました()毎年恒例の涙です。

基準階型は平成27年度市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅以来となりますので、随分と昔になります。

年を取るはずだ。 

『集合住宅+〇〇』この〇〇を予想するのが非常に難しい!




例年であれば、〇〇が発表されているため、ある程度予想出来るのですが、今年はこの〇〇が発表されていないため、受験生+大手資格学校の講師を非常に苦しめると思います。

この簡素化・・・

こういう課題になれば、総合資格学院の課題数の多さが生きてくるのかも知れません。

逆にTACは今年8課題?10課題?でどこまで想定して課題を作成するのか?楽しみです。 

要求図書

1階平面図・配置図(縮尺1/200)各階平面図(縮尺1/200 

過去の例から推測すると(平成18年度5階建て、平成27年度5階建て)

1階平面図・配置図、2階平面図、基準階平面図をベースに勉強すれば良いと思います。

5階建てに慣れ過ぎて、本試験課題の6階建てを見落として一発不合格が怖いです。

油断は禁物です。 

建築物の計画に当たっての留意事項

敷地の周辺環境に配慮して計画する。

平成27年度は、東側に商店街があり、夜間のみ通行が許される条件がありました。

読み落として東側に管理部門を計画した受験生は苦戦していました。

バリアフリー、省エネルギー、セキュリティ等に配慮して計画する。

各要求室を適切にゾーニングし、明快な動線計画とする。

2階または3階以上の住居部門と低層階1階または2階の利用者との動線が交差しないようにする。 

住居専用EVホールと共用部のホールの動線に配慮、EVもオートロック。

建築物全体が、構造耐力上、安全であるとともに、経済性に配慮して計画する。

今福岡で話題の『福岡で一番有名なラブホテル、チャペルココナッツ前』にある『偽装免震ゴムを使った30階タワマンを解体』の件もあるため、暗い話題を払拭するためにも、平成27年度で出題された、基礎免震構造を採用した建築物とする事を求められるかも知れません。

現在の最新技術はわかりませんが、平成27年度の際は、地階に設備スペース等は設けられないとの事でした。

そのため、1階に設備スペースを計画しました。

今年の課題も低層階は用途が決まっていないため、設備機械室(200)ちょうど良いかも知れません。 

構造種別に応じた架構形式及びスパン割りを適切に計画するとともに、適切な断面寸法の部材を計画する。

EW耐力壁の計画が求められる可能性があります。※基本開口部は設けない。

読み落とし1発ランク4!の可能性大。 

空気調和設備、給排水衛生設備、電気設備、昇降機設備等を適切に計画する。

ここで師匠から一句『オール電化も良いけど、かかあ天下が最高です。幸せです。(´・ω・`) 

昇降機設備

住宅部門の昇降機は、1or2台 5階建てであれば、1台で良いのかも知れませんが、

最近の集合住宅(市営住宅、県営住宅)でも2台ついている所があります。 

※地階にまとめて設備スペースを確保する際は、ドライエリアを忘れずに。 

まとめ

次回は、細かい寸法や数字のお話をしたいと思います。

現在、偶然にもマンションをスケルトンからリフォームをしているため、ちょっと嬉しい課題でした。

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