一級建築士学科試験お疲れ様でした。
大手資格学校の学科コースに通っていた受験生はすでに、製図コースまで申し込んでいると思いますので、今回は読み飛ばして下さい。
今回は独学で学科を合格した受験生から各資格学校の特徴を教えてほしいとのご連絡を頂いたので、軽く個人的見解を書いていきます。
各資格学校の特徴とは!?
まず最初にどこの資格学校に通っても合格する人は合格するし、不合格になる人は不合格になります。
そのため、学校選びも重要なのですが、最終的には自分の本試験までの取り組みがもっとも大事になります。
総合資格学院
費用的負担を気にしない受験生は総合資格学院1択で良いのではないでしょうか?
講師の当たり外れはありますが、課題等を考慮すると一番良いと思います。
※講師との相性が合わなければ・・・
平成26年度『道の駅』以降は大きく課題を外した事がないと思います。
※平成25年度以前は分析してないのでわかりません。
平成28年度『子育て』この年は外したと言われていますが、それは間違いです。
この年は、本試験では保育所部門を1階にまとめて計画する事が合格への王道パターンでした。
総合資格学院の課題では、保育所部門を1階2階の複数階に計画する課題が多かったのは事実ですが、ちゃんと1階にまとめて計画する課題もやっていました。
日建学院とTACは逆に1階2階の複数階に計画する課題は少なかったです。
1階にまとめて計画する課題を中心にやっていました。
※総合資格学院の特徴として決め打ちは基本しません。
ちなみに私も総合資格学院に通っていました。落ちこぼれていましたが・・・
日建学院
日建学院は平成29年度『リゾートホテル』のみ大きく外しました。
ツインコリダー決め打ちが裏目に出て合格率も伸び悩んだのではないでしょうか?
ほかの年の課題は、大きく外してないと思います。
昔より受講料が高くなっている点が気になる所です。
総合資格学院も受講料高いですけど、日建学院もなかなか高いと思います。
日建学院の課題で気になる点は、ゾーニング、特に階別ゾーニングにこだわる傾向があります。
近年の試験は階別ゾーニングはさほど求められていないため、本試験で日建学院生が苦戦している理由では?と思います。
後は、こだわりが強い点です。
去年も『断面図の建築物の最高の高さの件』で最後の最後まで変更しませんでした。
今年はどうするのでしょうか?
講師は総合資格学院より満足度が高いと受験生から話を聞きます。
TAC
平成26年~平成28年度『子育て』までは毎年高合格率をあげていました。
平成29年以降、3年間は合格率が振るってないように思います。
個人的には平成29年度『リゾートホテル』平成30年度『プール』の課題自体は良かったと思いますが、本試験の内容とはちょっと違っていました。
令和元年『美術館』去年の課題は酷かったと思います。
昔は8m禁止、PC梁の上部に居室を計画しない、メインのヘリアキは最低5m以上等独自ルールがあったのですが、近年は全て解禁になっています。
毎年独自ルールが変わるので、受験生は大変だと思います。
特に3年間通った受験生は。
メリットとしては費用的に大手2社と比べて大変リーズナブルです。
一口メモ 通信ですけど、僕もTAC卒業生です。
あの無双状態のTACに戻ってほしい。
全日本建築士会
受験生が増えに増えている全日本建築士会!
僕が宣伝している効果が出ているんじゃないかなぁ?と思っています。
言い過ぎですかね?(>_<)
合格率は一番高いと思います。
課題は普通です。『特にこれが凄い!』はないです。
でも、受験生のレベルは高いと思います。
過年度生が多く、総合資格学院、日建学院の長期製図講座受講経験者もいます。
勉強会でも全日本建築士会に通っている受験生のレベルは高いと思います。
デメリットは課題の表記ミスが多々あるため、自分で修正しないと間違って覚えてしまいます。
少人数で運営しているためか、チェック機能は弱いです。
そのため、お勧めはクラスメイト達とグループを作って一緒に合格を目指す仲間を増やす事です。
貸し会議室で講義をやっているため、時間が来たら、終わりです。
終了後は近くのファミレス等で反省会等やれば良いのでは?
作図も記述も不安がない受験生は、エスキス力を磨くには良い環境だと思います。
毎年、コメントやメールで思ったより良くなかった!とのメールが来ます。
これは講師との相性もあるので、何とも言えません。
ただ言える事は合格率は高いと思う。
合格への第一歩!勇気を出して隣りの人に声をかけてみよう!
まとめ
多くの受験生がもうすでに通う学校を決めていると思います。
決めたら後ろを振り返らず、通う資格学校の講師を信じて合格を掴み取って下さい。
一緒に2か月間頑張りましょう♪
応援しています。