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一級建築士設計製図試験で大切な課題文読み取りの攻略ポイント!前編

一級建築士設計製図試験合格に役立つ、総合資格学院・日建学院の大手資格学校が教えてくれない課題文の読み取りのポイントをわかりやすく説明していこうと思います。 

要求室の読み取りは後回し!合否を決めるポイントはそこじゃない!




総合資格学院でも日建学院でも合格率の高い講師は必ず皆様に『要求室の読み取りは一番最後にしろ』と言っていると思います。

無能な講師の場合は・・・残念。 

正直要求室の所に書かれている事って見落としても一発アウトになるような要件はあんまりないんですよね。

でも、その他の施設だったり計画の留意事項は一発アウトになるような結構大事な事が書かれています。

そして要求図書には合否を分けそうな細かな指定が沢山記載されています。

断面図の切断位置だったり二方向避難だったりと。

そして一番エスキスをする上で重要なヒントが隠されている計画の要点は絶対に見落としてはいけません。 

読み落とし=不合格ですよ!

要求室の面積を計算する前に最低でも2回は①~⑤を熟読して下さいね。

読み落とすと絶対に後悔しますよ。

1回目は重要な所は赤ペン初めてみる文言や言い回し又は気になる点は紫でチェックを入れて下さい。

紫を押す理由は、緑っぽい本試験課題用紙に良く映えるからです。

白だとちょっとね()でも僕は本試験を想定して紫をずっと使っていました。

そこはご自由にお選び下さいませ。 

で、重要なポイントですが2回目課題文を読む時は読み落としをしないと思いますが、万が一読み落としているポイントがあったらオレンジ等の違う色でチェックして下さい。

なぜ違う色を使うかというと一度読み落としするという事は再度読み間違えする可能性が高いという事だからです。 

集中力が高い状態の開始10分間で読み間違っているという事は、6時間後の集中力が途切れている状態時に見る時はもっと間違う可能性が高くなると思います。

その為最初に読み間違えている色にチェックを入れていると、あ!ここ重要だったとすぐに認識出来ると思います。

一級建築士学科試験は一つぐらい間違って覚えていても合否に何ら影響を与えませんが、一級建築士設計製図試験は一度のミスが命取りになりますので気を付けて下さい。 

では、次回詳しいご説明していきますね。

⑥の要求室はなぜ最後にみるのか?

それは一番集中力を使うからです。

皆様は資格学校で要求室は最後に見ろと言われてないと思います。

実際要求室以外のパートを読むだけだとそんなに時間もかからないし集中力も途切れませんよね。

でも、資格学校の言う通りに要求室を先に見てしまうと集中力が低下している状態で他のパートを見る事になります。

そうすると一番重要な部分を飛ばして読んだり、読み間違えの原因になってします。

先ほども言いましたが他のパート(特に右上)は一発ランク34になる可能性が高いですし、右中の部分は12点を争う時に合否を分けるので、屋根の軒を一点鎖線で明示するとかね。

それなので絶対に読み間違えてはいけません。

重要な部分だからこそ、最初に全体を確認して最後に要求室の面積計算をすれば良いと思います。

心配しなくても要求室欠落してなければ一発アウトにはならないので() 

まとめ

初年度生も過年度生も8月頃までは課題文をよく注意して見ていたと思いますが、段々と後半になるにつれて書いている事に変化がない為、読み飛ばしている受験生が沢山います。

試験元は総合資格学院・日建学院の問題を手に入れていますので、皆様の心の中をお見通しなのです。

だから本試験課題は初めての文言や言い回しを用意しているので気を付けて下さいね。

線と点線の意味理解出来ていますか?問われるかも知れませんよ(笑)

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