本日平成29年度一級建築士設計製図試験の課題が発表されました。
今年の課題は『小規模なリゾートホテル』に決定致しました!
平成29年度建築設備試験の二次試験課題が『湖畔に建つホテル』でしたので、受験生・資格学校の関係者の誰しもが、『え!!』と思ったと思います。
ビリケツ君も見事に外しました(笑)
建築設備試験8月20日に実施されますので、少しだけ参考に出来ると思います。資
格学校に通う予定の受験生は試験問題を手に入れて勉強する事をお勧め致します。
長期製図組の皆様おめでとうございます!小規模なリゾートホテルで良かったね!
平成29年度一級建築士設計製図試験の課題は今までの課題をミックスした難しいような簡単なような掴みどころのない課題です。
でも、長期製図に通っている受験生にしてみれば、半年間学んできた知識をベースに本試験対策をすれば楽勝ですね。
例年課題が発表された時に『難しいから去年合格していれば』という人が結構いますが、近年の試験は昔みたいにパズルみたいな問題は出題されないため
皆様がいう程難しい問題は出ないと思いますので、ご心配なく!結構単純に解けると思いますよ。
去年の『子供・子育て支援センター(保育所、児童館・子育て支援施設)』も3面平面で難しいと言われていましたが、メチャクチャ簡単でした。
問題は一級建築士設計製図試験1年生の君だね!(T_T)
去年は3面平面、今年は細かな条件MAX課題、設計製図を初受験する受験生にとっては今年も大変な年になりましたね。
梁伏図があれば、作図時間が短縮出来るので、長期製図組とそこまで差が開きません。
しかし3面平面となるとどうしても長期製図組有利になってしまいます。
短期製図組は知りたくないと思いますけど、長期製図組は今の時点でほどんどの生徒が3時間切る作図レベルにあります。
短期製図組は死に物狂いで作図の練習をしないと長期製図組には追い付けませんよ。
ビリケツ君が1日教えれば簡単に3時間で作図出来るようになるんだけどね。
福岡に遊びに来ちゃいますか?
とにかく一級建築士設計製図試験は時間との闘いです。資格学校に疑問を抱いた瞬間ビリケツ君にご連絡下さいませ。
正しい方向に導きますよ!
小規模なリゾートホテル!攻略の鍵は過去問にあり!
平成29年度一級建築士設計製図試験を攻略する為のベースとなる過去問課題は下記の3つだと思います。
- 平成8年度『景観地建つ研修所』(高低差あり)地上2階・地下1階1500~2000㎡
- 平成16年度『ものつくり体験施設』地上3階2200~2600㎡
- 平成25年度『大学のセミナーハウス』地上2階1500~1800㎡
平成8年度の課題である『景観地に建つ研修所』(高低差あり)の課題は手元にありませんので、ご紹介する事は出来ませんが、資格学校に通う方であれば最初の授業または2回目の授業の際に資料を頂けると思いますので、ご安心下さいませ。
3つに共通して言える事は勾配屋根
リゾートホテルであれば勾配屋根の出題はないと思いますが、今年の課題はリゾートホテルとありますがその前に『小規模な』とありますので、高確率で勾配屋根が要求されると思います。
まぁ!2~3回練習すれば簡単に描けるようになりますのでご心配なく。
それよりもパッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画とありますので、是非とも皆様はハイサイドライトをデフォルトで計画に取り入れてほしいと思います。
配置図について
今年から配置図の扱いが変わっています。多分A2の解答用紙に記入というより、別紙A4の用紙に描いて提出するパターンではないでしょうか?
皆様の負担が増えると思いますが、A2に記入だとメチャクチャ小さくなる為(笑)皆様はどう思いますか?
- A2一枚
- A3一枚
- A4一枚
- 計三枚
配置図を別紙で記入されるとなると敷地の高低差を記入させて(高齢者の車椅子使用)段差処理が適切に計画出来ているかを、チェックする事がメインになると思いますけど、もしかしたら記述で排水管の計画を記入させるかも知れませんね。
皆様楽しみですね。(^^)/
※地下にレストランと屋外テラスを計画して、1階(外部)から直接アクセス出来るように計画するなんて事も考えられます。
平成29年度一級建築士設計製図試験課題は過去問の集大成なのかな?
高齢者・障がい者等の移動等の円滑化の促進に関する法律
高齢者向けの課題ありましたね。そうです平成27年度に『デイサービス付き高齢者向け集合住宅』で勉強しましたね。今年も高齢者や車椅子利用者が利用しやすいように計画しましょうね。
パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画
これもどこかで見た事があると思ったら、平成28年度の課題で勉強しましたね。『3層吹き抜けはパッシブなのか?』論争懐かしいです(笑)
傾斜地を考慮した建築物の計画
平成18年度の課題では高低差がある問題が出題されました。地階に駐車場を計画するという斬新な課題でした。段差処理のやり方は今年の課題に役に立つと思います。また平成8年度の課題『景勝地に建つ研修所』も高低差があり、今年の設計製図試験に似ている課題だと思います。
車両動線(車回し、車寄せ等)を考慮した外部空間の計画
車両動線に関する課題は近年でいえば、平成27年度『デイサービス付き高齢者向け集合住宅』平成23年度『介護老人保健施設』で勉強しましたね。
試験元は2つの解答例を作成しなければなりません。
その為、今年の解答例はこうなると思います。
- 解答例1はピロティーで計画
- 解答例2は道路から建物の距離を8~9mで計画
信じるか信じないかはあなた次第です!
まとめ
短期製図組には今年も厳しい課題となりました。
過年度の方で短期講座に通う予定の受験生は『難しい課題で嫌だなぁ。大丈夫かなぁ?授業についていけるかな?』と不安で一杯だと思います。
しかし、一級建築士設計製図試験の日程は変わりません。
2017年10月8日(日)11時から始まります。
後80日しかないのではありません。後80日もあるのです。
資格学校に通って一生懸命80日間設計製図試験と戦って下さい。
もし、きつくてギブアップしたくなったら、ビリケツ君にご連絡下さい。
何かがきっと変わると思いますよ!自分自身に負けないで下さいね!ファイト!
今週の日曜日に学科試験を受験する受験生は、まだ学科試験を突破する事で頭がいっぱいだと思います。
日曜日合格を確信した瞬間!
すぐに一級建築士設計製図試験に向けて動き出して下さいね。
ライバルは今日この瞬間に動き出していますよ。
今はまだ『たった3日でしょう』と思うかも知れません。
でも、10月7日本試験前日には『後3日あれば、時間が足りない』と思うはずです。仕事と一緒です。
前倒してガンガンと攻めていきましょう。
皆様!迷ったらビリケツ君に即相談ですよ。時間のロスはこの試験では致命傷です!
来年合格するつもりなら、ゆっくりと試験を楽しんで下さい!
後悔するのはビリケツ君ではありません(^^)/
平成29年3月改正「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準」講習会のお知らせ
試験元(建築技術教育普及センター)主催の講習会が全国7都市で開催されています。受講料が7000円と少し割高ですが受講すると良い事があるかも知れませんね。
もしかして毎年講習会の内容を試験に盛り込んで受験生から搾取するつもりではないですよね(笑)
時間は有限!無料の講習会は時間の無駄
来週辺りから大手資格学校以外の塾(学校)で無料の講習会が開催されると思います。
資格学校に通う受験生の方でも参加しようか迷う人がいると思いますが、時間の無駄なので参加しなくて良いですよ。
試験元の講習会に参加するならばともかく、合格率の低い塾(学校)が主催している講習会なんて行く意味ないですよ。
そんな時間あったら作図・記述の練習して下さい。
時間は有限です。大切に使って下さい。