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一級建築士製図試験攻略テキストについてのお話!第4章

本日はエスキスの考え方(一級建築士製図試験攻略テキスト24ページ~25ページ)についてお話したいと思います。

テキストが手元にない受験生は雰囲気だけ感じて頂ければ嬉しく思います。

課題文の読み取りはシンプルに!一級色塗り試験ではありません!




24~25ページ

色を塗って満足してはいけません(´・ω・`)

大手資格学校に通うとまず最初に『受験生の皆様蛍光ペンは5~7色必要です。初回の講義まで揃えましょう』と言われると思います。

郷に入れば郷に従う。

もちろん高い授業料を払っているのだから、資格学校のやり方を真似する事は大切です。

信じる心!大事です。

しかし、この7色の蛍光ペンで色塗りする方法は万人に通じるわけではありません。

僕には正直向いていなかったです(´・ω・`)

色塗りをしている時はエスキスが出来ているように錯覚して、出来ている感は出るのですが、結果は伴わなかったです。

頭が良い人は、色の意味を瞬時に理解出来たり、情報を整理する事が出来るのかも知れませんが、凡人の僕には無理でした。

結局大事な文章を見落としをしたり、抜けていたりと散々でした。

ドロップアウトした年(初年度)担当してくれた講師は、少しでも色が違ったり、チェック漏れがあると、細かく指摘するタイプでした。

これが普通だと思いますが、本当にこの色塗りが僕に合わなくて苦労しました。

師匠は赤1色!

次の年師匠に出会うと『色塗り?面倒くさいし、重要な事が分からなくなるので、1色だけで十分』と強烈な言葉を頂きました。

大手資格学校では、最初に作図に関係する文言も色分けしていましたが、師匠の考えはシンプルに『エスキスに関係ない所にチェックは入れない。作図に関係するものはエスキス終了後にチェックすれば良いだけ!エスキスと作図を混合しない』ただそれだけでした。

エスキスが終わり、作図パートに入って課題文の要求(椅子・テーブル等)を図面に落とし込んだら、課題文をチェック(塗りつぶす)する。

また課題文の要求を図面に落とし込む→課題文をチェック(塗りつぶす)

それを繰り返して、最終的にすべての課題文が塗りつぶされるとチェック漏れのない合格図面が出来上がります。

この無駄な色塗りから解放された時の圧倒的幸福感は今でも覚えています。

師匠の適当は強烈でした(^^)

3色の蛍光ペンを使った方が、5色の蛍光ペンを使った方がミスが少ない人は、そのままで良いと思います。

しかし、7色の蛍光ペンを使う事に??少しでも疑問を感じている受験生は一度蛍光ペンの本数を減らしてみていかがでしょうか?

慣れてくればきっとミスが減ると思います。

色を塗る事が重要じゃなく、ミスをしないようにする事が重要です。

読み取りの順番は結構大事!

個人的には、その他の施設等(右上)や要求図書は、読み取り時間はそれほど必要としませんが、一発条件違反が記載されているため、集中力が持続している最初に読み取りを行った方が良いと思います。

要求室のパート(左下)は一番集中力を使います。

要求室のパートを先に読み取りすると、集中力が切れかかっている状態で、その他の施設等(右上)や要求図書を読む事になるため、なるべく避けてほしいです。

詳しくは25ページを参照して下さい。

ちなみに、師匠はエスキスの時に、要求図書や記述の要点等は一切見ません。

師匠『設計条件に施主の要望が全て書かれている。設計条件を満たせば、プランはすでに合格図面』といつも言っています。確かに要求図書は、プランに与える影響はなく、図面に落とし込時に必要な事ばかり。記述も設計条件が満たされていれば説明も簡単。

このレベルに達する事が出来るかわかりませんが。師匠の言葉を載せておきます。

僕は、ビビりなので一応全体に目を通してエスキスしています。

まとめ

最初は戸惑うと思いますが、色塗りを止めるとミスが減ると思います。

5~7色だと色の意味を理解して考える事がスムーズに出来ず、自然と読み取りも散漫になってきます。

色を少なくする事で本当に重要なポイントにフォーカス出来るようになります。

課題文に線を引く=重要なポイントと認識出来るようになると読み取りのミスが減ると思います。

個人的には3色以下をお勧め致します。

真似るするかしないかはあなた次第です!

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