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一級建築士製図試験攻略テキストについてのお話!第5章

本日はエスキスの考え方(一級建築士製図試験攻略テキスト26ページ~29ページ+35ページ~53ページ)についてお話したいと思います。

テキストが手元にない受験生は雰囲気だけ感じて頂ければ嬉しく思います。

エスキス攻略のポイント!マニュアル化する事が大事!




26~29ページ+35ページ~53ページ

パターンを覚える事が攻略の第一歩

条件整理は、機械的にやる事が大事です。

課題文を読み取り、事前に想定しているパターンに当てはめていきます。

一級建築士製図試験の本試験での敷地条件は、7割が2面道路、駐車場の台数、ヘリアキ、敷地の広さ等はある程度決まっています。

そのため、どのパターンが出題されても良いように敷地条件の整理(35ページ~53ページ)の練習をやってほしいと思います。

特に35ページの駐車場の考え方はしっかりと暗記して下さい。

一級建築士製図試験は約2か月間、仕事をしながら合格を目指せるレベルの難易度で構成されています。

※合格率は少し厳しいですが。

また作図用紙がA2と決められているため、試験の内容もある程度パターン化されています。(毎年大手資格学校の想定を試験元が超えますが。。。)

そのため、基本なパターンは覚えておく必要があります。

このテキストを使わなくても、大手資格学校の課題で同じく学べるのですが、敷地条件は1課題に1つです。

そのため、練習したくても次の課題を待たないといけません。

次の課題をやる頃にはすっかり忘れ、その流れで本試験当日を迎えるのではないでしょうか?

それならば、まとめて一気に勉強した方が身につくと思います。

僕はそのやり方を採用して、少しずつエスキスが好きになりました。

師匠は、何度同じ質問をしても嫌な顔せずに初めて聞くような感じで対応してくれた事が幸運でした。

管理動線は、お決まりのパターンを覚える

条件整理が終わると建物内部の計画に移ります。

外部条件を検討した時にサービス用駐車場の配置も検討しているため、必然と管理部門の配置も決まります。

管理部門の計画は考えるのが面倒だと思います。

それだったら、パターンを決めて当てはめれば良いと思います。

僕は大体2パターンを想定します。

設備機械室等が大きければ(約200㎡)利用者用階段EV、風除室、事務室を1コマ移動させます。

それ以外は基本的に、サービス用駐車場に近い方から管理者用階段・EV→事務室→風除室→利用者用階段・EVの順番に仮置きします。階段・EVは臨機応変に変更できるようにコアの配置は決め打ちしないように気を付けて下さい。仮置きという意識が大事です。

P27のサービス用駐車場からの動線を確保する参考例をしっかりと頭に入れて下さい。

大きな面積の要求室から順番に計画!

※階の振り分けについては次回お話致します。(118ページ~129ページ)

約200㎡の要求室を後から計画する事は非常に難しいため、大きな要求室ほど最初に計画した方が良いと思います。

サービス用駐車場からの動線を確保する必要があれば、管理部門に近接させる。

必要がなければ、管理部門から離して計画する。

また大きな要求室は四隅から計画する。

そんなにパターンが多くない為、是非暗記してほしいと思います。

大きな面積の要求室を計画した後は、第1案目はその要求室と同じ部門の要求室を同一階に計画します。

同じ階にすべて収まるパターンと2層で計画するパターンがあるため、これもある程度暗記で対応出来ると思います。

3層はないかな。と思います。

約80㎡前後の要求室が収まれば、後は適当に空いているスペースに要求室を計画すれば、完成すると思います。

特に40㎡以下の要求室の面積不足は気にしない事が大事です。

30㎡確保したいところ、25㎡しか確保できず5㎡足りない!と思ってプランの変更はしない方が良いと思います。

5分ほどで修正出来る範囲であれば、良いと思いますが、全体のプランを調整したりスパンを変更する事はしない方が良いです。

その時間があれば、出来れば見直し時間に充ててほしいです。

他の受験生もすべての要求を満たしているわけではありません。完璧なプランを目指すより80%を目指しましょう(^^)

まとめ

50㎡以上と指定された場合は、50㎡を確保する事が望ましいと思います。

しかし、約50㎡であれば、20%減の40㎡で提出しても実際は減点されているかは、わかりません。

±10%は資格学校が決めた独自ルールです。

木を見て森を見ず!

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