今年の一級建築士学科試験は例年に比べて3週間程度早いため、学科試験に費やせる時間は少ないかも知れません。
しかし、天候は炎天下の中での試験ではないため、少し気分的には良いかも知れません。
学科試験の事は最近ブログ等で取り上げてないので、あんまりエールを贈れる立場ではないのですが、本日は少しだけアドバイスを書きたいと思います。
本試験日まで残り1週間!僕だったらこうするかな?
残り1週間前で、出来る事は限られていると思います。
正直急激に点数が伸びる時期でもないです。
個人的には点数を伸ばす勉強より、この1週間はとにかくケアレスミスを無くすように頑張ってほしいと思います。
具体的には新傾向や学校の模試の復習等はやらずに、1問でも多くの過去問に向き合ってほしいと思います。
合否を分ける生命線は過去問だから。
一級建築士学科試験では、毎年新規問題は25問程度出題されます。
その25問は全て落としても合格出来ます。ライバル達も同じように新規問題は苦戦します。
学校の模試の復習や新傾向問題を一生懸命やれば1問程度出題されるかも知れません。
もしかすると0かも・・・
それよりも、毎年100問程度出題される過去問をやれば全て得点出来る可能性が高いです。
一級建築士学科試験は満点を狙う試験ではありません。
125点中100点を目指す試験です。
100点以下だと去年みたいに9月の学科試験の合格発表まで合格基準点がわからずモヤモヤしないといけません。
是非今年も100点越えを目指して下さい。
暗記科目の計画、環境、施工は早めに終わらせる
出来れば本日7月5日(日)までに計画、環境(計算除く)、施工の最終チェックは終わらせておいた方が良いと思います。
暗記科目は長期に記憶出来ていれば意外と覚えているため、早め早めに潰しておいた方が良いと思います。
最悪でも火曜日位までに最終チェックを終わらせましょう。
本当は本日までに3教科を終わらせて、月曜日・火曜日・水曜日の3日間で構造+環境の計算を総復習、木曜日・金曜日・土曜日の午前中で法規の総復習をして頂きたいです。
それが難しそうであれば、土曜日の午後も削って、水曜日・木曜日構造+環境の計算を総復習、金曜日・土曜日で法規の総復習をやってほしいです。
法規科目は一級建築士学科試験の合否を左右する一番大事な科目です。
法規科目は試験元も一級建築士学科試験合格者に高得点を期待する科目だと思います。
試験元も法規科目は重要視しているため、過去問は毎年最低25問位出題されています。
過去問の比率を見て、僕は法規科目で高得点を獲得出来ない受験生は一級建築士になる資格がない!というメッセージだと思っています。
例えば構造も施工も過去の合格者でも8割は取れていない受験生が多いと思います。
しかし、法規科目は合格する受験生の大半が8割を超えていると思います。
なぜ?法規科目は安定して8割を超えられるのか?
理由は簡単!過去問の比率が高く設定されているためです。
構造と施工は法規科目に比べて過去問からの出題の比率が低いです。
頑張れば高得点を狙える法規!
大学時代、実務経験の知識が必要な構造、施工!
特に高学歴じゃない受験生や実務経験が浅い受験生は是非とも法規科目を攻略して一級建築士学科試験を突破して下さい。
まとめ
5科目全てギリギリまで復習したい気持ちは凄くわかります。
しかし、時間は無限じゃなく有限なので、限られた時間を上手く自分の中で使って下さい。
製図試験のフィールドでお待ちしています。
皆様の合格をお祈りしています!!