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一級建築士学科試験合格に向けて!大手資格学校に期待しない事とは!?

前回に引き続き一級建築士学科試験について少しお話していきます。

本日は大手資格学校に通っているが、なぜか?一級建築士学科試験に合格出来ない受験生にアドバイスをしたいと思います。

『一級建築士学科試験は難しいと聞くなぁ~やっぱり独学だと不安なので、大手資格学校に通うぞ!』

これで絶対合格だぁ!!

結果不合格。。。

なぜ?なぜなぁの😢と思っている受験生向けです。

明日からは一級建築士製図試験について語っていきます。

大手資格学校の講義は復習の場&講師に期待するだけ無駄!!



大手資格学校のガイダンスを聞くと、営業から『一級建築士学科試験は建築系の資格で最難関です。独学で勉強しても合格率は低く、大手資格学校に通わないと合格出来る可能性が少ないです。時間を無駄にするより、弊社のカリキュラムに沿えばストレート合格者も毎年多数出ています。次は〇〇さんの番です。弊社で一緒に頑張って1年で合格しましょう。と言われたりしませんでしたか?

確かに大手資格学校のカリキュラムをこなせば、一級建築士学科試験に合格する事は簡単です。

営業に嘘はありません。

大手資格学校のカリキュラムは凄く良く出来ていると思いますが、実際は量が膨大過ぎて、多くの受験生は消化不良に陥って不合格になっています。

受験勉強を経験している高学歴の受験生は勉強のやり方を知っているので、勉強は大変だと思いますが、合格します。

勉強のやり方を知っている。

この点が合格者と不合格者の違いかも知れません。

大手資格学校の学科講義は復習の場!予習していない受験生は悲しい結果に

大手資格学校の一級、二級の学科講座に通っている受験生は共感頂けると思いますが、講義の進むスピードって半端なく早くないですか?

僕が受験生だった頃に感じた違和感は『あれ?講義中に色々と教えてくれるんじゃないの?営業は初めての人でもわかりやすく指導しますって言っていたのになぁ。』でした。

何かを学ぶというより『すでに予習している内容を確認していく講義なんだ』と最初の講義で感じました。

僕は人よりも勉強が出来ない自信があったので、講義が始まる前までに11年分の過去問を勉強済みで通いました。

そのため、講義の内容は復習に近い感じで聴く事が出来ましたが、多くの受験生は質問されても答えられず苦戦していました。

学科の講義は予習が非常に大事。講義は何かを得る場所じゃなく、復習の場。

このポイントに気付けないと永遠に合格出来ません。

学科講座に通う受験生は、講義の中で知識を得る事を止めて、自分で予習する事の大切さに気付いてほしいと思います。

そうすれば、きっと合格出来ます。

大手資格学校はただのペースメーカー

自分で予習・復習するなら、大手資格学校行く意味ないじゃん!と思われるかも知れません。

その通りです。知識の面だけを見ればあんまり大手資格学校に通う意味はありません。

この点の勘違いを改める必要があります。

大手資格学校とはペースメーカーなんです。

  1. 他の受験生の進捗(模試)がわかる。
  2. 後は1人だとサボる事もあるかも知れませんが、週に1度強制講義があります。
    強制的に勉強する環境の構築が出来ます。
    周りが頑張っているので、私も頑張ろう。

ただそれだけです。

今はネットが普及して教材の確保も容易になっています。

教材が同じであれば、後は環境のみ。

大手資格学校とは勉強する環境を構築する所なのです。

知識を学ぶ場ではない。

合格するための教材は提供してくれますが、後はやるかやらないか?は本人次第です。

講師やDVD講義の指導と言ってもテキストを読み上げて補足するだけです。

ただそれだけです。

それであれば、テキストを読んで理解した方が早いと思います。

※特に総合資格学院のテキストは神テキスト。

大手資格学校に期待する行為を、まずは止める事から合格への一歩が始まるのだと思います。

講師とは返答マシーンと割り切る

一級建築士学科講座を担当している講師は、言葉は悪いですけど、知識はあるのですが、受験生の合格を気にしている人は少ないと思います。

受験生に色々と教えたい!と思っている講師よりも、仕事の一環としてやっている人が大半だと思います。

僕の担当講師も人間的には凄く良い方だったですが、基本テキスト以上の知識はあまり得られなかったです。

製図講座と違って受験生との距離が遠い&責任の分散。

1対12名位の製図講座と違って学科講座は1対40名とかになると思います。

※1人1人に割ける時間も限られる。

また製図講座は全責任が講師1人にかかってきますが、学科講座は教科担当制なので責任も1/5で済みます。

『法規は良かったけど、構造がね。僕は法規担当なので、責任果たした。』という感じで、受験生が不合格でもそんなに悔しくはないと思います。

その前に顔と名前が一致するかも?さえ怪しいです。

僕の勉強会も一度40人位いた時に、同じ経験をしました。現在は15名以下にしているので、大丈夫ですが、低クオリティで終わりました。

そんな感じで、講義中に講師から何かを得る事を期待するのではなく、講師とは予習した内容の中で生じた疑問点、わからなかった所をまとめて、質問する場だと割り切った方が良いと思います。

とにかく一級建築士学科講座攻略の鍵は予習にあり!という事を忘れず、大手資格学校・講師に期待する事を止めてみて下さい。

大手資格学校のカリキュラム&講師は合格の機会を提供してくれますが、おんぶにだっこという訳ではないです。

まとめ

多くの受験生と話す中で、当初僕もそうだったように、お金を払う→大手資格学校が魔法を使って合格させてくれるのか?と思っていましたが、自分が頑張らないと本当にいけないのだと後々痛感しました。

僕はこの一級建築士学科試験を通じて、復習も大事だと思いますが、それよりも予習の大切さを学びました。

僕が小学校だった頃『学校の授業の中で勉強しようと思っていましたが、頭の良い友人は塾等で先回りして勉強していたんだなぁ。だから同じ授業を受けても点数があんなにも開いたんだと。この事実を小学生で勉強を諦めた自分に伝えてあげたいです。そうすれば九州大学に合格出来ていたと思います』そんな妄想をしながら一級建築士学科試験の勉強をしていました。

大手資格学校も講師も上手く利用する。

これ忘れないで下さい。

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