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令和5年度一級建築士学科試験合格へ向けてエール

本日も受験生からの質問に答えていきたいと思います。

久し振りに一級建築士学科試験合格を目指す受験生からです。

質問の内容は、大手資格学校に通学する受験生で、学校の模試で上位にいるそうです。

しかし、講師から模試の結果は当てにならないと言われて、日に日に緊張(不安)しているそうです。

模試の結果が良くて本試験当日不合格になる人がいるそうですが、気を付けるポイントを!という事なので、サクッと答えていきたいと思います。

模試の結果は誇って良い!過去問を攻略出来ている証!




大手資格学校の模試は過去問をベースに構成されているため『高得点=努力の証』で間違いないです。

本試験も基本は過去問で構成されているため、模試で高得点を獲得している人ほど合格率は跳ね上がると思います。

また一級建築士学科試験は、製図試験と比べて答えがそこにあるため、コツコツ積み上げればいずれ合格出来る試験です。

一級建築士学科試験の模試が高得点なのに、本試験が不合格になる人の特徴2選

  1. 緊張してパニックになる受験生
  2. 高得点を狙いにいく受験生

緊張してパニックになる受験生

大手資格学校の模試の過去問は、過去問だ!と比較的わかりやすい問題になっていますが、本試験の過去問は言い回しが少し違っていて、問われている内容は同じなのですが、焦ると新規問題のような気がして、解けない!解けない!と慌ててしまいます。

この緊張でパニックになるポイントは最初の科目『計画・環境設備』です。

あの独特の緊張感の中で、1年間頑張ってきた自分の色んな感情が当日は入り乱れます。

胸の鼓動は計画・環境設備が開始された時点が最高潮です。

そんなドキドキの中、計画は過去問関係なしにクイズ?と思われるような初出題の問題が多く、高得点が獲得しにくいです。

そのため、問題が全く分からない時は、このブログを思い出して下さい。

『あれ?そういえば、計画・環境設備はビリケツが試験元の受験生を焦らそう大作戦実行中の科目ではないかと

大手資格学校の模試であれば15点以上獲得したいところですが、本試験に関しては13点で満点!と思える精神力が大切です。

※普段高得点を獲得している受験生にとっては、なかなか呑み込めないかも知れませんが、高得点を狙ってはダメです。

例年の傾向からいえば、環境設備はきっと過去問で16~17点獲得出来るように問題が構成されています。

数年に1度、計画の難易度と環境設備の難易度が入れ替わる年がありますので、計画が面白いように点数が獲得できる場合は、環境設備で心を折られないように気を付けて下さい。

合格するためには、この2教科で30点を目指さない事です。

28点獲得出来ればスーパーラッキーと思うようにすれば、合格が近づきます。

試験元の作戦!初っ端で勝負を決めに行こう!受験生の心を折ってやれ!作戦

この作戦に引っかからないように気を付けて下さい。

法規は、試験元も高得点を獲得してほしいため、過去問ベースで25問出題される事が多いです。

そのため、焦らずゆっくり考えれば25点獲得できます。

満点を狙わないように。25点で最高!26点獲得出来ればスーパーラッキーという気持ちを忘れずに。

構造は、高学歴の受験生はチャンス、学歴がない受験生は、諦める22点目指して頑張ろう。

構造は学歴の差は埋まらないと思います。

勉強会で構造28点以上獲得している受験生に学歴を聞くとみんな高学歴

一年勉強しても追いつけないと思います。

25点獲得出来なくて、落ち込むんじゃなくて、22点獲得した自分を褒めましょう。

そうすれば、最後の施工に望みを繋ぐことが出来ます。

施工は、全受験生苦手だと思います。

細かい数字が並び、過去問からの出題が極端に少ないです。

15~18問位?獲得出来れば最高です。

現場に詳しい受験生以外は苦戦すると思います。

ここでも、20点を目指さず18点を目指して頑張りましょう。

高得点を狙いにいく受験生

大手資格学校の模試と本試験は全くの別物だという事を認識してほしいと思います。

模試で115点の私が、こんなにわからない問題が多いの?とか、本試験90点で合格するなんて恥ずかしいとか、思わないで下さい。

合格は合格です。

模試のイメージそのままで本試験に挑むと、普段は10問苦戦する→本試験25問苦戦する。

通常より2.5倍わからないという事です

高得点を獲得している受験生特有の悩みです。

全くの別物だという事を強く!強く!意識して、90点で合格!という風にリラックスして本試験に臨んでほしいと思います。

いつも通りやれば絶対に合格するんだから!

一級建築士学科試験は満点を目指す試験ではありません。

一級建築士学科試験は35問間違えても90点で合格する事が出来る試験です。

読み間違え含め、解けなくても良い問題が35問あります。

過去問からの出題が100問、新規問題が25問。

この解かなくても良い25問+うっかりミス10問を見つけ出す試験だという事を強く意識して本試験に臨んでほしいです。

この事だけは忘れないで下さい。

このブログを見た受験生は一級建築士学科試験合格!

きっと学科試験を合格すると思いますので、一級建築士製図試験の豆知識を少しだけお話します。

一級建築士製図試験はブラックボックス

製図試験は10回受験して10回合格する事はほぼ不可能に近いと思います。

なぜなら、採点基準が公表されていない&1つの小さなミスで不合格になるからです。

しかし、一級建築士学科試験は10回中10回合格する事は可能です。

一級建築士学科試験の本試験の点数が100点越えの受験生は10回受験しても10回合格出来ます。

学科試験に3回合格すると一級建築士製図試験が免除となるならば、ほとんどの受験生がその道を選ぶと思います。

それ位1度合格の要領を掴んでしまえば、不合格になる事はないと思います。

この苦しい学科試験が簡単と思える一級建築士製図試験はどんな試験でしょうかね?

まとめ

この時期は新規問題を取り組むより、個人的には1問でも多くの過去問を復習する方が大切だと思います。

特に過去問12年前~16年前の5年間が本試験に出題されやすいです。

本試験当日!特に計画・環境設備の時がMAX緊張すると思いますが、まずは問題を見る前に大きく深呼吸してほしいと思います。

後は、1年間頑張った自分自身を信じてあげて下さい。

一級建築士製図試験のフィールドでお待ちしています。

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