サイトアイコン 一級建築士試験ビリケツHERO's学園ブログ

令和5年度一級建築士製図試験!みんなの気になるポイントをまとめてみた!10月8日23時50分まとめ

受験生の皆様大変お疲れ様でした。

今年も沢山の受験生からご報告を頂きました。

1人1人ゆっくりと時間を取れず(短文返信)に申し訳ないです。

落ち着いたら、またゆっくりと連絡下さい。

さて、受験生の解答を30枚位みた中で気になるポイントを伝えていきたいと思います。

僕の解答はこちらをクリックして下さい。

サブアプローチ計画派は少数派!?



ブログにはサブアプローチは確保した方が良いんじゃないかなぁ?と書きましたが、30枚位見た中で誰もサブアプローチを確保している人がいませんでした。

という事は、あんまり気にしなくて良かったのかも知れません。

アプローチに関しては、近年では平成26年度『道の駅』平成30年度『健康づくりのためのスポーツ施設』で出題されています。

合格発表日前は、このアプローチは駄目、このアプローチが良いと論争が起こっていましたが、結局合否にはあんまり影響はない印象です。

そのため、今年もあんまり影響がないのかも知れません。

階の振り分け

階の振り分けは児童開架スペース+カフェを1階に計画している人が7割位ですね。

個人的にも課題文の内容からこれが多数派になると思います。

閉架書庫は1階、2階、3階と満遍なく計画されています。

北側斜線、道路斜線

大手資格学校でも北側斜線制限をやっていなかった所があるので、所見では結構難しかったかも知れません。

講義での補足はあったかも知れませんが、課題では総合資格、TACはやってなかったと思いますがいかがでしょうか?

日建学院は最後の方は課題みていないので、不明です。

9月の勉強会では2課題北側斜線やったので、今年は当たって良かったです。

しかも西側短辺入り。

試験元の気持ちに寄り添えました。

去年は杭基礎なんてしなくて良いよって試験元を舐めていました😢ごめん。

北側斜線でよくあるミス

10m+ヘリアキ3m(2.6m)=12.6m×1.25=15.75mとする事です。

正解は2.6m×1.25=3.25+10m=13.25mです。

北側斜線はヘリアキを3m確保するか、屋上庭園等を任意に計画するのみです。

面識のない受験生3名ほどに公園の緩和は無いよっと指摘したのは辛かったです。

意外とランク4の受験生いるかも知れませんね。

道路斜線については庇が1/5以下に出来ず、斜線が当たっている受験生もいました。

外部にゴミ置き場(道路から1m以内)を計画した受験生もいました。

後は試験元のさじ加減で合否が決まります。

適宜必要な要求室を考えてみる!

それ位ですかね。無くても減点があるのかは不明です😢

一般開架スペースの高さ処理

階高で処理している受験生は30名中0名でした。

みんな天井高を上げて対応していました。

一般開架スペースが1階であれば問題ないのですが、2階、3階であれば階段の段数が途中で変更になるため、計画が難しいと思います。

やはり、シンプルに天井高を上げて対応が良かったと思います。

解答例は1案ずつ掲載される可能性が高いですが・・・

太陽光パネル

日建学院生の多くは『心配だったので、塔屋を道路側に計画しなかった』と言っていました。

プラン的には少し難易度が上がったかも知れません。

この点こだわりましたね。

なぜか?

記述

去年は近年で一番難しかったと思いますが、今年は少し優しくなったと思います。

皆様『去年同様書き込み時間は必要だったが8割くらいは自信もって解けた』と言っていましたので、想定内だったと思います。記述

基本的なルールはどこに!?

ちょっと気になるポイントが2点ありました。

1事務室無窓だけど良いのかな?学校のルールでは受付を設ける事務室は無窓でもOK、それ以外は外壁面だったと思うのですが、数名事務室が無窓でした。

2サービス用駐車場から展示室までの動線に配慮出来ていない(展示室が管理ゾーンに隣接していない)これも良いのかなぁ?と思いました。

エスキスの難しい2つのポイント

  1. 〇〇㎡以上
    〇〇㎡以上は試験元のトップが変わってよく出題されるようになりました。
    9月の勉強会の時に〇〇㎡以上を多用した課題を解いた受験生の皆様は攻略出来ていたら嬉しいです。
    8mスパンがポイントだったと思います。
  2. ゾーニングが適宜
    学校の課題は階別ゾーニングが基本となっています。
    そのため、本試験課題のような自由度の高い課題は戸惑うのではないでしょうか?
    正解がないため、自分自身のオリジナルストーリーが大事=プレゼン能力!

まとめ

みんな気になっているポイントは、大体同じような感じでした。

こちらは随時更新していきたいと思います。

では、安全運転で現場に行ってきます!!

モバイルバージョンを終了