令和5年度一級建築士製図試験課題の発表がありました。
公共施設が多い『図書館』という事で建物見学に行くには便利だと思います。
実際の建物を見る事は非常に重要なんですけど、あんまり引っ張られないように気を付けて下さい。
試験と実務は全くの別物ですからね。
テーブルの計画、設置されている機械等参考になればと思います。
雨の影響等で少し時間があったので、5か所位図書館見学に行ってきました。
福岡~北九州の移動の際に見かけただけなので、なぜ?この施設に行ったか?理由はないです。
あるとすれば近場だったというだけです。
公共性が高い図書館の設備
- 公衆電話(車椅子・ベビーカー置き場)
- コインロッカー
- 書籍除菌機
公衆電話
久し振りに、公衆電話見ました。今でもやっぱりあるんですね。出入口付近にありました。
※テレフォンカード昔集めてたなぁ。内田有紀や広末涼子とかの最強時代に青春を過ごせて幸せでした。
コインロッカー
コインロッカーはどこの図書館にもありましたので、試験に出題される確率高そうですね。
書籍除菌機
書籍除菌機は初めて目にしましたが、こちらもどの図書館にも設置されていました。
紫外線を照射し、ページの中まで除菌したり、消臭・抗菌剤を循環させ、煙草臭、ペットのにおいなどをとれるそうです。
小麦等のアレルギーがあるお子様等にも安心との事でした。
時代は変わりましたね。
空調は中央式がメイン?
天井カセット型よりも、中央式が多かったため、試験的にも空調機械室を設ける必要がある、中央式になる可能性が高いかも知れませんね。
階段は視認性の高い場所に計画?
どこの図書館も階段は視認性の高い場所に計画されていました。
昨年までの基準階型はEV移動が基本でしたが、今年の用途を考慮すると階段で上下の動線を考える事になるかもですね。
メイン階段 サブEVの可能性もあり?
テーブル等の家具の設置計画
比較的新しい図書館は、4人掛けテーブルが少なく、個人用の椅子が多かったです。
僕が図書館に行っていた(遠い遠い記憶)頃と比べて、この点が一番驚いた事でした。
個の時代なんだなぁと思いました。
まとめ
久し振りに図書館に行ったんですけど、利用者は3つの層に分かれていました。
- 高齢者 新聞等を読み涼んでいる。
- 子ども連れ 絵本等子どもと一緒に読み聞かせ等している
- 学生 勉強している。(寝ている人多いけど)
特定の世代以外の方がいないので、図書館もいずれ有料化もしくは、廃止の方向になるのかな?と思っているとこんなポスターがありました。
色々と権利団体が絡んでいるんですね。
あれ?たしか一級建築士試験って公益財団法人が管轄していなかったかなぁ?
あ!色々とパンドラの箱的な開けてはいけない事がこの日本にはあるんですね。