令和7年度一級建築士製図試験課題『庁舎』合否のポイントは記述になるかもね!?

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久し振りのブログになります。

最近の近況は違うブログで書きたいと思います。

今年の課題(庁舎)を想定すると、プラン(エスキス)はそんなに難しくないと思いますので、受験生の合否を分けるポイントは記述になるかと思います。

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課題の難易度は例年通り!!エスキス攻略は意外と簡単!?



令和7年度一級建築士製図試験課題が発表されました。

庁舎

近年階数が指定されない課題が続いていますので、受験生の皆様も特に驚く発表ではなかったと思います。

例年通りエスキスの難易度よりも法規を優先した本試験課題になる事が予想されます。

東京の受験生の中には、すでに課題のモデルになっている『庁舎』の資料を手に入れている受験生もいると思います。

僕も受験生から資料を頂きましたが『建築物の計画に当たっての留意事項』を全て兼ね備えている施設じゃないかなぁ?という位そっくりでした。

後は試験用にアレンジするだけなのかなぁ?と思います。

今年は基準階型をメインに対策かな!?

今年は低層階型よりも、基準階型がメインじゃないかと思っています。

理由は課題作成が東京中心に行われているからです。

僕の住んでいる福岡(田舎の方5万人規模)だと3階の低層階で十分対応できます!!というか実際3階建てです。

でも、人口が多い都心部だと3階じゃ足りないと思う為、今年は基準階型(5階建て、7階建て)じゃないかと思っています。

※令和3年度の集合住宅の課題のモデルも東京にある建物だと言われています。

10課題やるなら、低層階型3課題、基準階型7課題が理想と思います。

エスキスの手順が全く違う低層階型と基準階型

低層階型は1階、2階、3階を同時並行でプランニング

基準階型は基準階(3階)をプランニング後、残りの面積を1階、2階に振り分ける。基準階型は暗記で解けるため、実質は1階と2階のプランニングのみ。

難易度的には低層階型の方が難しいが、基準階型は8パターンを先に覚える必要があるため、前半苦しい後半楽しい。

要チェックポイント!

アクセスしやすさ

風除室→受付→〇〇課 とアクセスがしやすい計画が必要。

出入口は2か所予想(平成30年度健康づくりのためのスポーツ施設解答例参照)

エスカレーター(平成20年ホテル)

エスカレーターは都心部ではよく見る光景かも知れません。一応想定はするべきポイントかも。

階別に時間帯設定

最上階には議会等の大空間が計画される事が予想されるため

例 3階の18時閉館、2階19時閉館、1階21時閉館

セキュリティにどのように配慮しましたか?的な課題を想定。時間帯ゾーニング。

耐震等

免振来るだろう!!と思わせて、杭基礎というパターンもあるので、杭基礎、ベタ基礎の練習は怠らない。

実際平成28年度『子ども・子育て支援センター』は地盤が悪いと公表されていたが、実際の本試験は地盤が良好だった。

まとめ

近年製図試験においてエスキスの難易度は、平成28年度をピークに少しずつ軟化しているため、今年も終わってみればそんなに難しくはないのではと思います。

特に今年の課題は『庁舎』課題作りは想定しやすいため、大手資格学校の対策は例年より難航しないのではないでしょうか?

ベテランの講師は受験生にやらせる事が見えていると思うので、講師にとっては比較的指導しやすい課題だと思います。

たまに、まだエスキスが重要って言っている講師見かけますけど『平成じゃなくて、令和なんですけど』と思います。

時代は動いているのにそれに気づかない講師に当たらないように、受験生の皆様の幸運お祈りしています!!

大手資格学校の課題は最高だけど、最高の課題を使いこなせない講師がいる事が残念です。

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