平成29年度一級建築士設計製図試験を攻略する為にはエスキスをどれだけ早くまとめて終わらせるかが重要になります。
今年の課題は小規模リゾートホテルでエスキスを3層分やらないといけません。
受験生の皆様は資格学校やブログ等の情報でエスキスが難しいと思い込んでいると思います。
本当は簡単なのにね。
間口寸法は各資格学校で違いますよ!どの寸法を選択しますか?
エスキスをやる上で、今年もスパン割りが重要なポイントになると思います。
去年はスパンを決める上で保育室が重要な役割を果たしました。
今年も客室がスパンを決める上で重要な役割を果たすと思います。
本試験で迷わない為資格学校に確認してほしい事
受験生は必ず本試験までに講師に質問してほしい事があります。
それはホテルの客室の間口寸法について確認しておいて下さい。
今年はどうかわかりませんが、総合資格学院では客室の最低間口寸法は3.5mと指導していると思います。
日建学院では3mで教えていると思います。
今年の本試験で小さな部屋(20~30㎡)が出題されるかわかりませんが、小さな部屋を計画する時はシンプルに一コマを半分にすると思います。
その時に間口の寸法が3.5mで指導されている場合は6mスパンが使えません。(半分だと3mになる為)
ホテルの客室の計画は建物全体の計画に大きく関わる為、この寸法が重要になります。
本試験で悩まないようにしっかりと聞いておいて下さい。
試験元が作成する解答例では最低3.5mの間口寸法を確保してほしいと表現されています。
講師の中でも間口の寸法は意見がわかれる所なので、色んな講師に質問した方が良いと思います。
まとめ
資格学校によって指導方法も様々です。
- まわり階段は4.5m確保する必要があるのか?4mではいけないのか?
- 受水槽・電気室・ボイラー室・ろ過機械室・空調機械室は何㎡確保すれば良いのか?
- 空調設備で単一ダクト方式が指定されている場合は階高を4.5mにしないといけないのか?
- プレストレストコンクリート梁の上部に居室を計画して良いのか?
- ベタ基礎なのか布基礎なのか?
と資格学校によって独自のルールがあります。
また同じ学校内でも講師によって考え方が違う為、本試験までに自分の中で色んな意見を聞いて進む道を決めておいて下さい。
本試験中に悩んではいけません。
悩むのは学校の模試だけにしておいて下さい。
本試験が始まれば悩まず自分が決めたルール通りにエスキスを進めて下さい。
そうすれば自ずと合格図面が描けると思います。
各資格学校の指導方針は違いますが、どの学校も間違った事は言っていません。
すべて正しいと思います。
後は自分に合ったどの情報を選ぶかはあなた次第です。
後悔のない選択をして下さい。
応援しています。