平成29年度一級建築士学科試験総評!合格基準点は94点と予想します

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平成29年度一級建築士学科試験の総評をやっていきたいと思います。

大手資格学校の総評とは大きく違いますが、一個人の感想だと思って暖かい目で見て下さい(笑)

平成29年度一級建築士学科試験はどの科目も過去問を中心とした問題の構成だった為、例年にない簡単な試験となりました。

よってビリケツ君の合格予想点は!

ビリケツ君の予想!合格基準点は94点です。

大手資格学校の予想は90点です。なんと4点もの差があります。

今年の合格基準点が90点だった場合は合格率19%を超えると思います。

試験元が去年同様16%を設定した場合は合格基準点が92点以上になると思います。

根拠としては今年の一級建築士学科試験は新規問題が大幅に減り正答が過去問から導ける問題が多く近年で一番簡単な試験だったからです。

例年過去問から出題される問題数は100問前後です。

しかし今年は106問以上出題されました。

その為、合格基準点が94点でも何ら不思議ではありません。

正しい勉強法で過去問と向き合えた受験生は僕の分析に共感して頂けるのではないかと思っています。

試験当日は難しいと言っていた友人達も結局は100点を超えて合格していました。

とにかく今年の一級建築士学科試験は簡単でした。

H26 難易度 過去問
計画 4 13
環境設備 2 16
法規 3 30
構造 3 22
施工 3 20
合計 15 101
難易度 最高5最低1
H27 難易度 過去問
計画 3 14
環境設備 3 14
法規 2 28
構造 2 26
施工 5 15
合計 15 97
難易度 最高5最低1
H28 難易度 過去問
計画 2 15
環境設備 2 17
法規 4 25
構造 4 22
施工 3 21
合計 15 100
難易度 最高5最低1
H29 難易度 過去問
計画 2 15
環境設備 2 18
法規 2 30
構造 2 25
施工 4 18
合計 12 106
難易度 最高5最低1

平成30年度一級建築士学科試験は超難しいと思う!

来年は絶対に試験が難化すると思います。

平成27年度は法規・構造が簡単な年でした。

その反動で平成28年度試験は法規・構造が難しく受験生を苦しめました。

特に法規は近年で一番難しかったです。

受験生の皆様には冷たい言い方かも知れませんが、対策を間違えたら合格は厳しいと思います。

合格基準点に関してですが、資格学校は膨大なデーターを元に合格基準点予想を出しているので、外れても1点前後だと思いますので、心配しないで下さいね(笑)

94点はあくまで僕の個人的予想なので、気にせず設計製図試験の勉強頑張って下さい。

僕の予想が当たってたらごめん( ˘•ω•˘ )



大手資格学校の総評?言い訳を聞くと悲しくなるぜぇ!

受験生の皆様、各資格学校の総評みましたか?

僕は毎年総評を見るたびに悲しい気持ちになります。

総評で難しいと言っていますが、それは裏を返せば弊社のカリキュラムでは本試験問題に対応出来なかったと言い訳しているみたいですよね。

皆様は疑問に思いませんか?

各資格学校が揃って難しかったって総評出しますけど、本当は、高い授業料頂いているので、総評は皆様きっとこうであってほしいと思いませんか?

『今年の学科試験は実に簡単でした。弊社のカリキュラムが本試験問題に対応出来ていた為、弊社受講生の7割が100点以上得点する事が出来ました。

他の受験生は本試験問題に全く対応出来なかった事が想定されますので、弊社では合格基準点を90点に設定致します。

なお弊社受講生で残念ながら不合格判定の方は、来年の受講料は必要ありませんので、来週の日曜日に答案用紙をもって学校に来て下さい。

専門の講師と面談をして来年の学科試験対策を一緒に立てて、来年こそは一緒に頑張って合格しましょう!

では日曜日にお待ちしています。』

どうですか?これが本来の資格学校の姿ではないでしょうか?

僕だけですかね?そう思うのは・・・

話がだいぶズレましたね(笑)

では、各科目の総評をしていきます。

平成29年度一級建築士学科試験-総評

計画

正答になる過去問が15問と例年同様多く出題されましたので、最低13点は得点してほしかったです。

過去問11年では対応出来ない、問題が平成13年度から1問・平成16年度から2問の計3問出題されました。

この3問を正解出来た受験生は簡単に感じたと思います。

新規問題を含め7問は正解出来なくても残り13点は正解してほしかったです。

環境・設備

正答となる過去問が18問と例年同様多く出題されましたので、最低16点は得点してほしかったです。

過去問11年では対応出来ない、問題が平成14年度から1問・平成15年度から1問の計2問出題されました。

新規問題の2問と合わせて計4問は正解出来なくても残り16問は正解してほしかったです。

 

法規

正答となる過去問が平成26年度同様に30問すべて出題されました。新規問題が1問もなく落ち着いて解けば全問正解出来たと思います。

難しく感じた受験生はきっと、過去問11年では対応出来ない問題が平成13年度から1問・平成14年度から2問・平成16年度から1問の計4問出題された問題に対応出来なかったと思います。

特に近年難しかった関係法令(問21~30)が簡単でした。このレベルであれば最低でも26点は得点してほしかったです。

構造

正答となる過去問が25問と平成27年度同様多く出題されましたので、最低24点は得点してほしかったです。

難しく感じた受験生はきっと、過去問11年では対応出来ない問題が平成13年度から1問・平成14年度から1問・平成15年度から1問・平成16年度から2問の計5問出題された問題に対応出来なかったと思います。

構造力学は平成24年度同様非常に簡単な問題構成でした。

施工

正答となる過去問が18問と平成27年度同様少なく例年に比べて少し難しかったと思います。

しかし合格の為には最低18点は得点してほしかったです。過去問11年では対応出来ない問題が平成13年度から2問・平成14年度から1問の計3問出題されています。

この3問を正解出来た受験生は合格へ近づいたのではないでしょうか?

まとめ

平成29年度の一級建築士学科試験は、例年に比べて過去問中心の問題出題となった為、正しい勉強法で過去問を攻略出来た受験生にとっては簡単な試験となったと思います。

例年過去問中心の問題が出題された翌年は新規問題が増えるため、平成30年度一級建築士学科試験の受験をお考えの受験生はいち早く正しい勉強法を学んで来年の学科試験に生かして頂ければと思います。

冷たい言い方をすれば、今年資格学校に通って不合格になった受験生は根本的な勉強の方法が間違っていると思いますので来年の試験に向けて『何か変化』をつけた勉強法を見つけないと来年も不合格になると思います。

来年こそは頑張って一緒に合格を目指しましょうね。

ご質問お答え致します(^^)/

受験生の方から質問でH13年の問題がH26にも出題されているのに、なぜH13としているのか?との答えです。

それは僕がH13~H23年まで収録されている教科書や問題集を使用しているからです。

最新の問題に対応する為、一応総合資格学院の過去問スーパー7を持っていますが、最新の過去問はあんまり把握していないので、ごめんなさい。

また質問で年月が経っているのに、全部覚えているのかという質問ですが、残念ながら細かい数値までは覚えていません。

僕が発表している点数は、僕が1か月間勉強したらこれ位得点出来たよという意味です。

出題されている問題が問題集のどの部分に記載されてあるかぐらいは、まだ覚えていますので、構造力学等少し公式を覚えなおせば簡単に100点オーバー出来ます。

一級建築士学科試験に出題される問題には各科目癖があります。

その為、その癖を知っていれば毎年受験しても余裕で合格出来ると思います。

信じるか信じないかはあなた次第です!

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