前回に引き続き作図の事をブログで書いていきます。
メール等で『作図は2.5時間で描けます。後はエスキスが速くなれば合格出来ると講師からも言われています』と相談を受ける事があります。
作図時間が2.5時間で描ける事は凄い武器になると思います。
しかし、本当に作図時間2.5時間で作図出来る受験生って全国でどの位いるのでしょうか?
後30分かけて作図の精度を上げた方が良いのでは?
僕のクラスメイトで綺麗な作図が2.5時間で描ける受験生がいました。
その為作図が2.5時間以内で描ける受験生がいても特別驚きません。
個人的には作図時間3時間以内は努力をすれば達成出来ると思います。
しかし2.5時間の壁は作図のセンスが必要な為誰でも辿り着けないと思います。
2.5時間で描けるという受験生の図面を見てみると(´・ω・`)
綺麗な図面を2.5時間で描けている受験生は本当に凄いと思います。
しかし多くの受験生は書き込みが少なく、または雑な図面で言い方は悪いかも知れませんが、ただの手抜き図面じゃないかと思う事があります。
3時間で作図している受験生の図面と見比べると違いがわかります。
長期製図講座は担当講師が変わりません。
長期製図講座に通う受験生は他の講師の意見を聞く機会が少ないと思います。
担当の講師が作図2.5時間・エスキス2.5時間が理想と教えている場合は受験生も自然とその考え方になっていると思います。
講師が『多少図面は汚くても良いので2.5時間で作図して下さい』と教えている場合、ほとんどの生徒が2.5時間を目指して作図しているのではないでしょうか?
長期製図講座に通っている受験生で『作図時間が2.5時間です』という受験生は本試験前までに違う講師に図面を見てもらって感想を聞いた方が良いですよ。
もしかしたら、担当講師以外は『駄目』と思うかも知れませんよ(´・ω・`)
意外と不合格の原因はエスキスじゃなく、作図だったりして~(^^)/
僕はその受験生の担当講師ではないのと、担当講師愛が強すぎて聞く耳を持ってくれない受験生が多いので『図面をもうちょっと綺麗に描いた方が良いのではないか』とは言いません。
しかし、心の中でエスキスの前に作図をもう少し、どうにかした方が良いのではと思っています(^^)/
これは記述をコピペしていない受験生も一緒です。
作図と記述を疎かにすると12月に笑顔になれませんよ~(´・ω・`)
エスキスは妥協する。作図と記述は妥協しない!!
まとめ
特に製図試験2年目の長期製図講座に通う受験生が一番危ないです。
講師の言う事を全て信じると12月に悲しい結果が待っています。
色んな意見を聞いた中で自分で判断して良い所だけを吸収する柔軟な考えがこの試験で最も大切な事だと思います。
信じるか信じないかはあなた次第です!