一級建築士製図試験合格に向けて大手資格学校の講座についてのアドバイス!2-2

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前回は総合資格学院について語り過ぎてしまいました。

やはり自分が通って卒業しただけあって体験談的に語れますね()

それでは前回お話出来なかった資格学校について語っていきたいと思います。 

日建学院?TAC?全日本建築士会?




総合資格学院以外は実際に通っていない為、詳しい内容等はコメントやメールを頂けましたら合格した受験生にお話を聞いてブログにUPしていきたいと思います。 

日建学院

日建学院の最大の魅力は総合資格学院に比べて受講料がお安い事です。

合格率も総合資格学院と比べて高い年もあります。

また総合資格学院転校生割引なるものがあるので、総合資格学院から転校する受験生が多いと思います。

TACや全日本建築士会に比べて受講料は高くなりますが、課題数が倍近くありますので、課題数に物足りなさは感じないと思います。

後は教室数が多い為職場、自宅から通学しやすい環境が整っている可能性が高いです。

最後に講師は新人が少なくベテランの講師が多い為、満足度が高いと勉強会に来てくれた受験生が言っていました。

『総合資格の講師と合わないと言っている受験生はいましたが、日建学院の講師と合わないと言っていた受験生はいなかったような気がします』

気を付けてほしいポイント

この課題の意図は何でしょうか?

去年の課題を見る限り、出題者の意図が読めない課題が多数あったので、不明点等があれば積極的に講師に質問して欲しいと思います。

階高が20m近い解答例を見た時はビビりました(^_^)

長期講座について長期講座は総合資格学院の約半額なので、通う受験生が多いと思います。

去年の勉強会でちょっと気になって点があったので、下記を確認した方が良いかも知れません。

長期講座の前半戦は講師不在の校舎があったみたいです。

その為質問等は講師が来る中盤位まで質問をお預けされていました。

講師が最初から常駐した校舎もあったので、自分が通う校舎がどうなっているのか確認した方が良いと思います。

また長期講座は総合資格学院みたいに朝からガッツリやらない為、総合長期→日建長期だと思っていたイメージと違い、物足りなさを感じるかも知れません。

また課題は総合資格学院みたいに、毎年大きくは変わらないそうです。 

短期講座と長期講座の合流

長期講座組と短期講座組が一緒に講義を受講している校舎があるみたいです。

個人的にはレベルの違う二つのクラスが一緒に講義を受けるメリットは0だと思っていますので、日建学院に通う際は、確認した方が良いと思います。

短期講座組の受験生が多ければ、講義は初年度向けになり、長期講座に通う受験生は退屈でしょうがないと思います。

逆に長期講座組が多ければ過年度向けの講義になる為、初年度生は途中ギブアップ一直線になる可能性が高いです。 

そんな感じですね。

2点だけ確認した方が良いと思います。

  1. 長期講座に通った場合講師はいつから来るのか?
  2. 長期講座組と短期講座組は一緒に講義を受講するのか?

あ!もう一つ

日建学院生から今年は日建の課題が当たり年でした!とメールを結構頂いていたのですが、逆を返せば課題が外れたら、悲惨な結果(平成29年度)が待っている事をお忘れなく。

当たれば良いですけどね。

個人的には課題を絞って(プール2階を予想)対応するよりも満遍なく色んな課題をやって本試験に対応出来る方が良いと思います。

その為、総合資格学院の課題の方が個人的には好きですね。 

TAC

TACは課題も良いし、受講料もリーズナブルで本当に良いと思います。

しかし課題が8課題で過年度生には物足りないのではないかと少し思います。

製図試験初年度生であれば8課題でも良いのかも知れませんが、過年度生は12課題位あった方が取り組みやすいかも知れません。

個人的には授業料上げて課題数を24課題増やした方が顧客満足度は上がるような気がします。 

平成28年度『子育て』までは8課題で驚異的な合格率を出していましたが、この2年は少し合格率が落ちたのではないかと思います。

試験元が対策しているのかも知れませんし、大手がTACの課題を意識して似ている課題を出題する為、TACの優位性が少し落ちているのかも知れません。 

平成28年度『子育て支援の課題は1階保育所が8課題中7課題』

平成28年度までは予想問題的に的を絞っていて高合格率を達成している印象があります。

しかし平成29年度『リゾートホテル』で高合格率が出せなかった事で、去年は少し課題の方向性を総合資格学院みたいに満遍なくやる方向にシフトしたのかな?と思います。

本来であればプール2階を8課題中7課題やってもおかしくないと思ったのですが、プール1階が3課題・プール2階が5課題でした。

日建学院は分析していませんが、プール2階以上が圧倒的に多かったと思います。

総合資格学院はプール1階が8課題・プール2階が7課題・プール3階が1課題だったと思います。

※階数指定がない場合もあるので参考程度に 

総合資格学院みたいに満遍なく本試験課題を想定する場合は、8課題では厳しいのかな?と思います。

課題を増やさず8課題で勝負するなら、昔みたいに思い切って的を絞った課題の方が良いのではと思います。 

来年の方針はどうなるのかわかりませんが、課題はシンプルで素晴らしいので通学する事を考慮してみてはいかがでしょうか? 

通信はどうですか?

総合資格学院や日建学院の長期製図経験者は良いと思いますが、製図試験初年度生は通学された方が良いのではないかと思います。

勉強会に参加して頂けた受験生の方からテキスト等を見せて頂きました。

テキスト等は凄く良いんですけど、初年度生には理解が難しいかも知れないと正直思いました。

全日本建築士会

『No Money No License ?』というブログを知っていますか?

彼は僕の勉強会に参加した時に僕が全日本建築士会の事を伝えると『僕が実験台になって高合格率の秘密を暴いてきます』と言って実際に全日本建築士会に通いました。

仕事が忙しい事もあって全くブログが更新されていませんが、無事合格しました。

気長にブログの更新を待つことにしましょう。

現在後半戦講義②で止まっています(笑)

全課題を見させて頂きました

高合格率を達成する秘密を残念ながら見つける事は出来ませんでしたが、ビリケツ学院生(大阪)は長期製図に3人通って3人合格していました。

他の受験生に講義の内容等を色々聞いたのですが『うん普通です。』との事でした。

平成29年度は長期講座:72.6%・長期以外67.8%  ※模擬試験基準点取得者との事です。

多分今年も高合格率を達成していると思います。

気を付けた方がいい点

課題はシンプルで良いのですが、作図表現等の間違え等が多々あるので、全てを信じると違う方向に行くと思いますので、気を付けた方が良いと思います。

通っている受験生から解答例を見せてもらって指摘する事がありました。

後、設備に関して詳しいのかどうか?不安点がありました。

受験生がずっと『講師がデシカント空調というんですけど大丈夫ですか?』と言っていました。

師匠や設備に詳しい受験生の方が『プールにデシカント空調?』という感じで質問していた受験生に色々と説明していました。

再受講制度=自信の表れ?

出席率と成績によっては不合格者は翌年に限って受講料が無料らしいです。

それでお値段が長期で20万ぐらいなので凄いですよね。

まとめ

基本的には大手資格学校に通った方が良いと思います。

しかし務めている会社の規模が大きいと、各資格学校の課題が自由に手に入るそうです。

そういう環境にいる受験生だったら学校に通わなくても大丈夫だと思います。

後は小さな個人塾も良いですが、通うのだったら実績をちゃんと確認して通うようにして下さい。

個人だと無料体験講義とか交渉次第では可能だと思います。

後悔の無い決断をして下さい。

少しでも受験生の皆様のお力になれれば幸いです。

あ!そうだ。師匠の学校に興味がある受験生の皆様へ

体験講義を受講する前から申し込みをしないで下さいね。

じっくり無料体験講義や師匠と話しあって納得した上で入学するか決めて下さい。

僕には師匠のやり方が凄くあったんですけど、全ての受験生が師匠のやり方に合う訳ではありませんので、気を付けて下さい。

3回位講義を受講すればエスキスが好きになるきっかけが掴めると思いますよ。

講義の内容が合わなければ縁がなかったという事で、そんな軽い気持ちで良いと思います(^^)/

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