9月も中盤に差し掛かり各資格学校で配られる記述の内容も大体出揃ったのではないでしょうか?
後はしっかりと復習して本試験に臨んでほしいと思います。
長期生は少し余裕があるならば、今年の課題以外に長期コースで学んだ記述を暗記しておくと1問それから出題されるかも知れませんよ。
長期組は9割正解を目指し・短期組は8割正解を目指してね!
近年本試験に出題された記述の問題は長期組だと9割正解出来たと思います。
長期生が本試験発表前までに勉強した箇所から1問ぐらい出題される可能性が高いので余裕がある受験生はやっておくべきだと思います。
2年前の『市街地に建つデイサービス付き高齢者向け集合住宅』では目標耐震についての記述が出題されています。
試験当日は新規問題は難しいと言われていましたが、あれは新規問題ではありません。
3年前の『道の駅』沖縄版で出題されています。
その為長期組の講義で取り上げられていますので、簡単に解けたと思います。
H27年度は総合資格学院の長期組は排煙以外の問題は全問正解出来たと思います。短期組は排煙と目標耐震が解けなかったと思います。
去年『子ども・子育て支援センター』の問1『小学校、公園等の周辺環境を踏まえた建築物の配置計画について考慮したこと』は難しかったと言われていますが、長期組であれば講義でやっていたので対応出来たと思います。
またベタ基礎の問題も長期生は試験前まではベタ基礎の記述だけをやっていたので簡単だったと思います。
短期生は1課題だけベタ基礎の記述を勉強したと思いますが、しっかり覚えている受験生は少なかったですね。
本試験課題をみた時に勉強しておけばと思った受験生は多かったと思います。しかも講師も杭基礎だから覚える必要ないと言っていたと・・・(笑)
長期生は余裕があれば絶対に復習しておいた方が良いですよ。
長期生受験生のライバルは初年度生ではありませんからね。
ライバルは同じ1年間一生懸命勉強してきた長期生なんですよ。
今ここで記述の復習をして差をつけて本試験に臨みましょう。
短期生はエスキスと今年の記述で十分です。
短期生は時間も資料もないので、本試験は2問落としても大丈夫というぐらいの感じで記述と向き合って頂ければと思います。
都市伝説を信じているビリケツ君と致しましては、初年度生は初年度生との戦いになると思っているので、条件は一緒ですよ。
長期組は長期組で切磋琢磨すれば良いんですよ(^_-)-☆
初年度生はとにかく落ち着いて自分の力を発揮する事だけを考えてね。
記述試験で新規問題が3問以上出題された年はない!
初受験生や記述が苦手な受験生はちょっとビビり過ぎなのが、記述でわからない問題が出題されたらどうしようか?と不安になると思います。
しかし、過去の出題を見てもわかる通り初出題の問題は多く出題されてもH27年度の2問だけなんですよね。
だからそんなにビビらなくて大丈夫ですよ。(^_-)-☆
試験元の気持ちになってみよう
受験生の皆様は構造・設備の記述にビビっていると思います。
でも、一級建築士試験に設備や構造の詳しい知識を要する問題を複数出題しても受験生が誰一人として答えられなかったらどうですか?
半分の問題不正解だったら出題する意味ありますか?
例えば設備の問題で下記のように出題されたらどうしますか?
- 『電灯幹線の計画についてその要点を複数答えよ』
- 『消火設備と消火活動上必要な施設のうち、配管設備を伴うものの計画を行い、その種類と対象とする階又は室を記入せよ。ただし、無窓階はないものとする』
と出題されても困りませんか?全員不正解でしょう。
ちなみに上記の問題は建築設備士の本試験問題です。
だから受験生が答えられない問題を出題させても意味ないんですよね。
餅は餅屋ではないですが、構造と設備の問題に関しては一級構造・一級設備がいますから、一級建築士になる皆様には深い知識を要する問題は出題されないのですよ。
まとめ
初年度生と過年度生では合格するのに求められている記述の知識量は大きく違います。
過年度生は準備期間が1年あったのだから当然求められる量も多くなります。
短期生と同じ知識量では本試験合格出来ませんよ。
クラスメイトの記述勉強量をみて下さい。
ノートが凄い事になっていませんか?
長期生に通っている受験生の勉強量は半端ないのです。
他人が努力すれば自分もその倍は頑張らなくてはいけないのではないでしょうか?
僕は!私は!こんなに一年間頑張ってきたんだからとライバル達は自信をもって本試験会場に乗り込んできます。
そんな受験生達に負けないように自分も頑張らなくては、厳しい試験には勝てませんよ!
後3週間悔いのないように頑張って下さいね。
幸運をお祈りしています。(^^)/