令和2年一級建築士製図試験合格に求められる力は条件整理力!

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基準階型は片廊下型、L型、中廊下型(ツインコリダー型)のパターンをある程度覚えてはじめてスタートラインに立てます。

そして、今年は特に課題文の条件を整理する『条件整理力』が最も重要になると思います。

もちろん例年同様、エスキス力、作図力、記述力も重要です。

本試験課題から、厨房の数、浴室の数、コアの位置等を正確に読み取る必要があります。 

今年は条件整理力が合否を左右する!




今年は、本試験課題を見るまで色々と想定しなくてはいけません。

今年は階数指定がない事も大変ですが、建物の用途が当日までわからないため、本試験当日の条件整理力が合否への決めてとなる可能性が高いです。

駐車場の台数、階段・EVの数、厨房の数、浴室の数、3(基準階型)の条件、日照なのか、景観に配慮するのか?

この条件を1つでも読み間違えた場合は、合格は難しいと思います。

課題に厨房が1階に1箇所と指定されている場合、どんなに良いプランを作成しても、厨房を2箇所設けたら、合格は厳しいと思います。 

条件を整理する事が多い(T_T)

  • 基準階型 片廊下型、L型、中廊下型(ツインコリダー型)のパターンを全て覚える。 
  • 面積調整 廊下、バルコニーをコマの中で計画するのか、外に出して計画するのか? 
  • 条件整理 住宅は、日照に配慮。南→東→西→北 福祉施設は、景観に配慮。
    景観はどの方位が良いのか?離隔距離の確保が出来る方位は?
    景観に配慮出来ない場合は、日照に配慮する。南→東→西→北
     
  • コアの位置は? サービス用駐車場の位置を参考に基準階型の管理部門(階段・EV)を計画。
    利用者用EVは建物中央になるべく寄せる『利用者がメインで使う』
    利用者用階段は、今年は利用者用階段としてではなく2方向避難用のためと割り切る』
    ※お年寄りがメインで使う施設ため。
    そのため、管理者用階段と極力離した位置に計画する。
    中央に寄せると重複距離がアウトになる可能性が高い。
     
  • 建物の用途は何? サ高住のような住宅部門があれば、階段・EVのコアは最低3箇所。
    福祉施設のような課題であれば階段・EVのコアは最低2箇所。
     
  • 浴室は? 男女兼用なのか?男女別なのか?それは課題文から読み取る必要がある。
    機械浴は単独で脱衣室がいるのか?それとも一般浴室と兼用なのか?
    1階、2階で浴室の条件は異なっていないのか?
     1階男女兼用、2階男女別。
  • 厨房の数は? 1階に1箇所2階に1箇所計2箇所必要なのか?それとも1階に1箇所設け、2階までの動線を確保する必要があるのか?
    その場合は、管理者用EVで計画するのか?それとも小荷物昇降機を利用するのか?
    平成27年度は解答例12でそれぞれの動線を確保していました。 

こんな感じで当日本試験課題から沢山の事を読み取らなくてはいけません。今の内に色んな想定をして試験に備えてほしいと思います。

質問『一般浴室を男女兼用のイメージがつかない』と聞かれるので、一言だけ説明を。

男女別にすると同じ時間帯に人数が必要になります。マンパワーが必要。

例えば男湯5人、女湯5人のスタッフが必要な場合は、同じ時間帯に10人のスタッフが必要になります。

その点男女兼用にすれば、月曜日、午前中男性。午後女性。水曜日、午前女性。午後男性という風に分散する事が出来ます。

その為、スタッフの数が少なくて済む利点があります。

厨房の大きさについて

『資格学校の厨房が大きいです』と質問を頂くのですが、課題作成者に聞かないとその意図はわかりません。

実際は、メニュー数、メニュー構成を決めて、必要な厨房器具を決めて、そこから逆算して厨房に必要な平米数を算出します。

今年の用途であれば、メニュー数は多くないと思います。

給食みたいな感じでみんなで同じ物を基本食べるのではないでしょうか?しかも同じ時間帯に。

そのため、厨房の大きさは小さくても良いのでは?と思います。

厨房は広ければ広いほど、無駄な動きが出るので、有名なレストラン(フランチャイズ店)等の厨房は基本、動線が短くなるようにコンパクトに設計されていると思います。

店舗設計やっている受験生は、納得してくれるのではないでしょうか?

厨房は1円もお金を生みません。

お金を生み出すホールを広く(客席確保)、厨房は狭くが商売の基本です。

まとめ

学校で『特別避難階段(附室)は必要ない』と指導されても課題文に要求されていれば設けなくてはいけません。

学校で得た知識も大事ですが、それを全て鵜呑みにするのではなく、学校で得た知識+当日の課題文の条件を上手く組み合わせてほしいと思います。

平成27年度『サ高住』の年!

ある学校の課題は全て住居の間口3.5m以上を確保と指導していました。

もちろん受験生は素直に住居の間口3.5m以上を確保するため、本試験当日も多くの受験生が間口3.5m以上を確保するために7mスパンを使いました。

しかし、その学校の模範解答例を見てみると6mスパン。間口は3mとなっていました。

受験生はその解答例をみて、どう受け止めれば良かったのでしょうか?

こんな感じで、講義の内容をすべて覆す事も、この試験では日常茶飯事です。

資格学校に過度な期待はもたないように、気を付けて下さい。

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コメント

  1. M より:

    失礼だったらすいません!
    質問させてください!

    27年度の間口とは何の事でしょう?
    住居の間口ですか?

    1つの情報として疑問に思った事は解決していきたいので教えて下さい!

    よろしくお願いします。

  2. ビリケツくん より:

    そうですね。その通りです。
    日建が3m 総合&TACは3.5m

  3. M より:

    これを聞かなかったら私の中で3メートルの選択肢は無かったです。
    ありがとうございます!

  4. ビリケツくん より:

    それは良かったです。頑張って下さい!

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