今日はブログで落ち着いて!を連発しているので『初年度生からそんなに緊張するんですか?』とメールが来ました。
ズバリ!一級建築士製図試験は学科試験の10倍緊張すると思います。
状況で言えば、恋をしている受験生は好きな人に告白する状況を思い出して下さい。
あの言うか、言わないか、ギリギリのタイミングのドキドキ感が6時間30分続くようなものです。
本当に一級建築士製図試験はアドレナリンが全開です。
その為、試験終了後は復元図を描かずにゆっくりと休んで下さい。
受験票が青色の受験生は過年度生!受験票がピンク色の受験生は初年度生!
基本は初年度生と過年度生が同じ教室で受験する事はないです。
※受験人数が少ない所は合同でやっている所もあります。
角番復活した年に合格する人が多いと噂で聞いた事がないですか?
これは本当だと思います。
初年度のクラスで受験するとNoストレスです。
エスキス早い人いないですからね。
逆に過年度クラスは、受験生の半数を総合資格学院、日建学院の長期製図組で占められていると思います。
もっと多いかも知れません。
その為、エスキスが1時間位で終わる人が結構います。
僕が受験生だった頃もエスキス早い受験生がいました。
まぁ~日頃からクラスメイトにエスキス早い受験生がいましたので、緊張はしませんでしたが、あれをいきなり当日経験すると慌てたと思います。
やばい!もう記述やっているの?え!もう作図に?
初年度クラスにはそんな受験生いないので、安心して下さい。
初年度枠があると噂されている要因の1つかも知れません。
そう考えると角復活してピンク色の受験票を持っている受験生は有利かも知れませんね。
とにかく緊張すると思いますので、まずは落ち着いてね。
一級建築士学科試験は35点間違えてもいい試験!製図試験は1点のミスも許されない!
一級建築士学科試験で緊張しました!という受験生は少ないと思います。
法規の時間配分で緊張した!という受験生はいるかも知れませんが、学科試験全体を通してみるとそこまで緊張はしないと思います。
理由は、35問間違っても合格する試験だからです。
それに比べて一級建築士製図試験は1つの読み間違え、1つの勘違いで合否が決まります。
そのため、普段より慎重になります。
そのストレスは半端ないです。
本試験課題が難しいのではなく!独特の緊張感が難しくさせている!
去年の本試験課題もそうですが、台風で延期組の受験生がかなりの確率で『延期前の課題は簡単で解けたので、なぜ?台風が来たんだぁ!』と言っていました。
逆に大阪の受験生は難しかった!と言っていました。
同じ課題で評価が分かれる、受験生のレベルに差はあったのでしょうか?
はい。エスキス力に差はないと思います。
『あの独特の雰囲気で受験する』これがポイントになります。
本試験課題は、試験会場で解かずに、学校でいつも通りの環境で解くと難易度が全く違ってきます。
本試験課題を学校の講師が見て簡単だったよ!という人がいると思いますが、受験生は課題の難易度に独特の緊張がプラスされますので、講師の考える難易度とはちょっと違うと思います。
まとめ
本試験課題が難しいのではなく、独特の緊張感が課題を難しくさせているのです。
その為、合格への近道は平常心!
いつも通りある程度妥協して80点のプランを完成させて下さい!
応援しています。
頑張って下さい。