一級建築士学科試験攻略の鍵は過去問にあり!受験生からの質問に答えてみた2-2

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

後半は過去問について語っていきたいと思います。

1回で良いので大手資格学校で学科試験の講師をやってみたかったなぁ~

合格率8割以下だったら給料全額返金!8割以上だったら時給10万円。

今現在一番時給が高い人で1万円位らしいので。

総合資格学院の教材使えば8割も可能かな。 

5 大手資格学校の教材について




TACは教材に無駄がないので、効率を考えれば良いと思います。

しかし、高得点での合格はどうかな?と思います。

多分合格基準点が90点だとすると、TACの教材は98100点合格を想定して作成しているのでは?と思います。

合格率も高いし、合格はするので安心して下さい。

総合資格学院の教材は110点位を想定していると思います

総合資格学院の学科コースに通った受験生はわかると思いますが、ちょっと油断すると追いつけなくなります。

宿題や冊子が大量にあるので、あれを全て完璧にやり切れば110点前後で余裕で合格出来ると思います。

僕の製図の勉強会には総合資格学院の全国模試上位陣が多く参加するので、やる量は半端ない事を知っています。 

TACに通っても、総合資格学院に通っても学校のカリキュラムを全てやり切れば合格出来ると思います。

日建学院の教材はあまり手に取る事が無いので、よくわかりませんが、製図の勉強会参加者は日建学院生が多いので、合格率は高いと思います。 

※勉強会で知り合った合格者が、毎年大手資格学校の講師になっているので(10人位)、来年皆様と出会うかも知れませんね。

6 教科担当制のデメリット!全体を管理出来る講師が必要なのでは?

個人的には教科担当制よりも全ての教科を一人の講師が指導する方が合格率は高くなると思います。

※講師の負担は大ですけどね。(´・ω・`)

TACだと井澤先生が担当しているクラスの合格率は非常に高いと思います。

総合資格学院では教科によって講師が違います。

教科担当制も素晴らしいのですが、出来れば各学校に担当講師以外に全体の教科を教えられる講師がいた方が、質問等のタイムラグがなくて良いと思います。

講師が全部の科目を教える事が出来れば、毎週質問に答えてくれるメリットがありますが、教科担当制だと指導している科目以外の質問に答えてくれないから。。。

また、一級建築士学科試験は1科目の出来ではなく、全体の出来が合否をわけるため、合格率を上げたければ全体を教えられる講師を増やす事が一番簡単だと思います。

後は、受験生の解答を見て、〇〇年~〇〇年の過去問が弱い!等を分析する人いれば、すぐに学科試験の合格率はあがると思います。 

7 教材は良いのになぜ?合格率に直結しないのか?

総合資格学院の教材は、大手資格学校の中で一番良いと僕は思っています。

解説もわかりやすいし、本当に良いと思います。

しかし、デメリットもあります。

教材の内容は良いのですが、量が多過ぎて多くの受験生が消化不良を起こしている場合があります。

本当は、配布された教材の内容を繰り返し復習した方が良いと思いますが、毎週宿題、冊子等が多過ぎて(新たに覚える事が多い)講義等に追いつかない受験生が多くいます。

講義中は予習してきた受験生はついていけると思いますが、講義中に何かを学ぼうとしている受験生は講義の進むスピードが速く、ついていけなくなると思います。

勉強する時間を確保出来る受験生は、やればやるほど実力がつくので楽しいと思いますが、少しでも勉強が疎かになるとついていけなくなる可能性が高いため、要注意です。 

復習=合格への近道だと思っています。

宿題と冊子をこなすだけでは合格は厳しいので、出来ればしっかりと復習をやってほしいと思います。

※こなすだけではやっている気にはなるが、身についてない場合が多い。

本当は講師が教材の使い方や個々のレベルにあった指導が出来ればもっと合格率は増えると思います。

教材は凄く良いのに、使い方を教えられる講師が少ないのが残念です。

※総合資格学院はライブ講義を押していますが、たまに説明が下手な講師がいます。

そんな時は、DVD学習がお勧めです。

DVD講義と言えば日建学院が有名ですが、意外と総合資格学院も良いと思います。 

8 合格に必要な過去問は何年分必要?

個人的には11年分では足りなく、出来れば15年分は合格する為に必要だと思います。

余裕があれば平成13年以降の過去問をやれば良いです。

試験元は平成13年や平成14年位の問題が好きだと個人的には思っています。

繰り返し過去問をやる事が合格への近道です。 

大手資格学校に通うと過去問を11年分まとめた問題集を頂けると思います。

不合格者に多いのが、この11年分がまとめられている問題集を一生懸命やる受験生です。

確かにこの11年分は非常に大事です。

しかし、この11年分は他の受験生もやり込んでいる=差がつかない。

合否を分ける過去問は12年前~です。このポイントを忘れずに!

大手資格学校では冊子や模試の中で12年前以前の過去問を出題するため、冊子や模試等を一生懸命やらないと合格に辿り着けないのです。

本当は、最初に配る過去問(11年の問題集)みたいにまとめれば良いのですが、そうすると合格率が高くなるため、経営的にはあんまり良くはないのでしょうね。

みんなストレート合格されたら売上的に・・・

まとめ

少しは受験生の質問に答えられたかな?

周りに一級建築士学科試験に合格した受験生にいれば積極的に合格した秘訣を聞いてみて下さい。

多分、みんな口を揃えて過去問というと思います。

※今年の基準点が上がった要因はズバリ!

『過去問11年分から出題され過ぎ』です。

その為、合格基準点が高くなったと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください