平成30年度一級建築士学科試験を解いて分析してみたよ『施工編』

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本日は難しいと噂の施工を解いて分析しましたので、ご参考にされて下さい。

『他の科目よりも丁寧に心の声を書いています』

何度も言っていますが、法規科目の次に重要な科目は施工です。

平成26年度の学科試験以降、施工の難易度が一気に難しくなりました。

この難しくなった施工攻略なくして一級建築士学科試験を突破出来ませんので、頑張って下さい。

 ※学科試験に関しては総合資格学院のテキスト・過去問題集・法令集をベースにお話ししています。

日建学院のテキスト・過去問題集では収録されていない事項が多々ありますので、ご了承下さいませ。

僕は3~4点は違ってくると思います。独

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施工は17点獲得してほしかったです。難易度は去年と変わらずレベル4




難易度は去年と一緒で5段階中4だと思います。

過去問出題率は下がりましたが、2択3択問題も素直に考えると正答が導き出せると思いますので、難易度的には去年と一緒のレベルだと思います。

去年は去年で難しかったですからね。

近年の最高難度は平成27年度よりは簡単だと思います。 

過去問をしっかりと理解出来ていれば17点位は獲得出来たと思います。

今回総合点で90点以上獲得している受験生も施工で足切り食らっているパターンが僕の知っている限りで3人いました。

実に残念でした。

もしかしたら平成27年度(環境)みたいに1点下がるかも知れませんので、大手資格学校に相談に行くと良いと思います。 

一級建築士試験学科試験『施工』を解いている時の心の声を聞いて下さい。

僕の答えは基本平成13年~23年度をベースに解いています。

なぜなら僕の過去問・テキストが平成24年度受験者のだからです。

1 2択問題です。

3 H27-25-04 枝4 H29-01-02

3と枝4は過去問で消去出来ます。

1と枝2で迷うと思いますが、建築主に説明した後に変更するなら、もう一度建築主に伝えた方が良いかと思いました。 

2 過去問対応問題です。

1 H17-24-01

現場代理人に、代金・金額等の権限はないです。 

3 過去問対応問題です。

2 H19-03-02 枝3 H20-01-04 枝4 H20-01-05

消去法で答えを導きます。枝1は新規問題です。 

4 過去問対応問題です。

1 H22-04-02 枝2 H19-04-01 枝3 H21-04-02 枝4 H26-04-02

1は労働安全衛生法だと工事開始日が14日前か30日前。

3は市町村長。すぐに2択に絞れます。

次に消防法は届出者が設置者だったと思ったので、設問の特定防火対象物の関係者?と思いました。

また工事完了した日から10日以内が工事前10日では?と思って枝2を選びました。

2は過去問では届出時期の出題は無かったので、慎重に消去法で決めました。

過去問は届出先(都道府県知事) 

5 過去問対応問題です。

1 H24-05-02

手摺の高さが85cm以上中桟35cm以上かな?テキストによって微妙に違うかも 

6 新規問題です。

個人的には枝3が違うかもと思いました。

理由は過去問だとソイルセメント柱列壁だったのですが、今回はソイルセメント壁。

まぐれ正解ですね。 

7 過去問対応問題です。

2 H20-07-02

電流計の値+掘削深さがいるのではないかと思います。 

8 過去問対応問題です。

1 H14-09-03 枝2 H17-09-02 枝3 H26-08-01

消去法で答えを導きます。枝4は新規問題です。 

9 過去問対応問題です。

3 H22-09-01

硬質ポリ塩化ビニル管は水密を要しない部分だと思います。 

10 過去問対応問題です。

4 H15-12-01

設計基準強度ではなく調合だと思います。 

11 3択問題です。 

4 H17-12-04

32級建築士の問題です。

1・枝2で迷いますが、文章を読むと枝1は迷わず読めるのですが、枝2は最大寸法25mm。

施工は細かい数値を問う問題多いので、僕は2番にしました。

これは正解出来なくても良いと思います。 

12 新規問題です。

新規問題なので解けなくても大丈夫です。

精度とかぶり厚を混在して覚えていたら正解していたかも知れません。 

13 新規問題です。

新規問題なので解けなくても大丈夫です。

過去問では検査の為に曲げたスタッドの傾き15度以内はOKでした。

そこに気付ければ正解出来たかも。

14 過去問対応問題です。

3 H21-14-03

超音波深傷試験と思います。 

15 2級の問題です。

2級建築士を近年受験した受験生だったら解けたかも知れません。

解けなくても良いと思います。 

16 過去問対応問題です。

2 H18-15-01

中間部は縦横の間隔3m程度と思います。 

17 3択問題です。

1 H18-16-04

2・枝3は迷うと思います。

4は吹抜け部分の壁タイル張りなので、落下する危険性があるので、打診用ハンマーで半分じゃなく、全面やってほしいと思いました。

その為枝4を選びました。

18 新規問題です。

解けなくても良いと思います。 

19 過去問対応問題です。

1 H21-20-02 枝2 H27-19-01 枝3 H16-19-05 枝4 H16-19-05です。

1の過去問は塗装なんですよね。

床仕上げとは違うのですが、季節によって打設から28日確保してほしい時期もあると記載されていました。 

20 過去問対応問題です。

3 H25-20-03

呼び径1251/150とした方が良いかと思います。 

21 過去問対応問題です。

4 H23-19-04

2成分形ポリサルファイド系シーリング材が良いかと思います。 

22 過去問対応問題です。

4 H22-22-01

使用するアンカーに規定されている深さまで確認した方が良いかと思います。 

23 過去問対応問題です。

3 H23-23-02

注入材が効果してからの方が良いと思います。 

24 過去問対応問題です。

2 H20-24-01

ヒービングと思います。 

25 2択問題です。

3 H13-24-03 枝4 H16-24-05

1は途中でリタイアするにしても、途中まで頑張ってきたのだから報酬はほしい。

2は委託者がその責めに帰すことができない事由による事を証明した場合も請求される。

迷うかも知れませんが、消去法で2番を選んでほしかったです。 

平成30年度一級建築士学科試験施工総評 

新規問題と2択等の問題を全て外しても今年は構造が簡単だった為、最低15点獲得出来れば一級建築士学科試験合格へ大きく近づけたと思います。

逆に総合点で90点以上獲得しても、施工で足切り食らってしまった場合はとても残念だったと思います。 

平成26年度からの施工()は続くと思いますので、今年中に法規と施工の過去問の勉強をスタートして頂ければ平成31年度一級建築士学科試験合格に大きく近づくのではないでしょうか? 

信じるか信じないかはあなた次第です!

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