明日7月12日(日)は令和2年一級建築士学科試験です。
今年は勉強以外にも体調管理が重要になります。
その為、本日は遅くまで勉強せずに早く寝て体調を整えて明日最高のコンディションで試験会場に向かって下さい。
後は、1年間頑張った自分を信じてやるだけです。
試験元は受験生の動揺を誘うのがお好き?トラップは1ページ目
試験元は嫌らしいほど受験生が動揺する事をやってきます。
この試験は焦ったら試験元の思うつぼなので十分気を付けて下さい。
最初の1ページ目は本当に気を付けて下さい。
計画・環境編
計画・環境は受験生の皆様が一番緊張している状態です。
その為、試験元は受験生の心を乱すために色々と罠を仕掛けています。
計画
特に計画で気を付けてほしい点は1ページ目です。
1ページ目に新規問題をまとめて出題したりします。問1、問2、問3、問4辺りにまとめて新規問題。
特に計画の問1は毎年新規問題が出題される事が多いため、わからない場合は、飛ばして最後にゆっくりと考えて下さい。
この1ページ目が全く分からないと、頭が真っ白になります。
試験元の気持ち 焦って時間を使ってくれ。悩め悩め。
この1問目は新規問題の中でも、常識で考えれば対応出来る問題が多いです。
また、計画の新規問題はまとまって出題される傾向があるため、2問続けてわからない場合は『あ~こういう事かぁ~』と心の中で思い出してくれたら嬉しいです。
計画は合否を決める科目ではないため、最低13点を目指して頑張って下さい。
毎年過去問から13問程度は出題されると思いますので、最低過去問だけ点数を獲得して下さい。
環境
環境は毎年過去問の出題が他の科目に比べて多い為、点数をしっかりと獲得してほしいと思います。
5年に1度まれに計画と環境の難易度が逆転する時があるため、計画が異常に簡単で環境が難しいと思ったら『あ~あいつがブログで書いていたな』と思い出して頂けると嬉しいです。
例年の難易度であれば17点を目標に頑張ってほしいと思います。
計画・環境合わせて最低28点出来れば30点を目指して下さい。
法規
法規の難易度は毎年違うため、最低でも25点以上獲得してほしいと思います。
簡単な年は28点前後獲得出来るかも知れません。
高望みはせず25点で満足する事が大事です。
法規は問21~問30で出題される関係法令の難易度が高い傾向があります。
10問5問が初出題だった年もあります。
法規は時間との闘いです。
わからない→飛ばして先に進む。
これが出来た受験生が勝つ科目です。
とりあえず30問解き終える事が大事です。
1周してからわからない問題に取り組んで下さい。
時間をかければ満点が狙える科目ゆえに妥協できない科目でもあります。
合格したければ5点は潔く捨てましょう。
そっちの方が気が楽になると思います。
しかし、25点は絶対に死守して下さい。
25点を取りに行くのではなく、新規問題を5問見つける科目だと思って下さい。
あ!法規は1ページ目に、ひねっている問題が多いので注意して下さい。問1~問4。
構造・施工
計画、環境、法規の3科目の合計点が55点以上であれば、構造・施工の合計点が40点で95点獲得出来ます。
去年みたいに過去問からの出題が多く全体的に難易度が低い年は95点では合格基準点に達せず不合格になる可能性もありますが、通常であれば合格圏です。
構造
構造は力学の難易度が高い場合は、文章問題の難易度が低く、力学の難易度が高いと文章問題の難易度が低くなる傾向があります。
構造科目は5科目の中で一番過去問が出題されにくいため、実務経験者(構造)と高学歴の人以外は高得点が狙えません。この点は諦めた方が良いと思います。23点前後を目指して頑張って下さい。
施工
施工は過去問からの出題が少ないため、目標20点出来れば17点前後目標にすればいいと思います。
一級建築士学科試験は、設計職の受験生が多く、施工が苦手な受験生が意外と多いです。
そのため、点数の開きが少ない科目だと思います。
現場に出ている受験生は20点以上獲得出来るかも知れません。
施工は細かい数字を問われる事が多い為、ゆっくり数値を思い出して得点を重ねてほしいと思います。
構造・施工合わせて43点位獲得出来たら良いですね。
まとめ
焦っても1つも良い事はないです。
試験元は受験生を焦らせるように問題を作成しています。
過去問からの出題は毎年100問前後あります。
その100問をしっかり点数に結び付け、合格してほしいです。
試験中は合格点に届いたか、不安で不安で最後までドキドキが止まらないと思いますが、受験生の皆様みんな同じ気持ちなので心配しないで下さい。1人じゃないです!
最後の最後まで結果はどうなるかわからないので、最後の1秒まで諦めずに頑張って下さい。
ファイト!!応援しています。