一級建築士設計製図試験!基準階を簡単にエスキスする時の6つのポイント♪

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本日は基準階型の課題が難しく感じている受験生へ少しアドバイスしたいと思います。

詳しい内容は課題発表後にまたお話させて頂きます。

ビリケツ君の事を嫌いになっても基準階型の事は嫌いにならないで下さい(T_T)

基準階のポイント♪





基準階の細かなポイントは課題が発表になった後にお伝えしていきますので、今回は大まかなポイントだけ伝えていきます。

  1. 基準階をエスキスする時は敷地条件の読み取りが最も重要
  2. スパンは8m・9m使い放題
  3. 階段・EVの配置は後回し
  4. 基準階の課題は3階要求室の配置が1番大事 12階の計画はおまけ程度に考える
  5. 基準階は最小面積で計画 過大な面積は12階にツケがまわってくる
  6. 6mスパンの方向に階段を計画出来るように作図を練習する

1 基準階をエスキスする時は敷地条件の読み取りが最も重要

住居系であれば方位が重要です。優先順位は南側→東側→西側→北側となります。南側に5階建ての研修施設等があれば、東側が一番になります。

ホテル系であれば景観が重要です。優先順位は水辺・公園等が1番です。

  • 住居系は日照を意識する 
  • ホテル系は景観を意識する

※研修施設は学校の考え方・講師の考え方で方針が分かれます。

僕は研修施設のエスキスをやる時、第一案は景観を意識します。

(施主に説明する事を意識する)

※研修施設の課題は師匠に詳しく学んでいないので正しいのかわかりません(T_T)

2 スパンは8m・9m使い放題

基準階(3)の計画をする時に廊下等を作り出す為8m、9mのスパンを積極的に使用します。

基準階の課題はどれだけ基準階(3)のエスキスを綺麗にまとめられるかが勝負です。

3 階段・EVの配置は後回し

基準階の課題は基準階(3)12階の順でエスキスをしていきますので、階段等はいつでも変更出来るように細かく決めない事がポイントです。

4 基準階(3)は要求室の配置が1番大事 12階の計画はおまけ程度に考える

基準階が綺麗に計画出来ているのにも関わらず1階の要求室の為にスパンを変更したり配置を変えたりする事はあまりしない方が良いと思います。

あくまで基準階課題のメインは基準階(3)の計画だと思いますので、優先順位を間違えないで下さいね。

去年の課題でいえばホテルの客室がメインです。そんな感じです。

5 基準階(3)は最小面積で計画 ツケは12階にまわってくる

基準階(3)の計画はなるべく最小面積で計画するようにします。

仮に140㎡増えると3.4.5階で合計120㎡増える事になります。

その事が12階の計画を苦しめる事になるので十分気を付けて下さい。

6 6mスパンの方向に階段を計画出来るようにする

基準階の課題は階段とEVを離して計画した方がスムーズにエスキス出来る課題が多いと思います。

その為6m方向に階段を作図出来るように回り階段の練習をしっかりとやっておく事が大事です。

4.5m×6mの練習頑張って下さいね♪

まとめ

前回大阪と東京で勉強会を開催した時に基準階のポイントを少しお話すれば良かったです。

遅くなってすみません。

総合資格学院の基準階の課題を解いたのでご参考にして頂ければと思います。

のちほどブログにUPします。

エスキスを楽しんで下さい♪(^^)/

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