前回、高学歴と学歴が高くない受験生に向けてエールを贈ったのですが、数人の受験生から『学歴が高くないと構造で高得点を獲得する事は難しいですか?』とご質問を頂いたのでお答えしていきたいと思います。
僕は時間効率が悪いので、諦めた方が良いと思います。
構造科目は高得点が獲得出来れば、合格に近づけるため、本当は高得点を目指してほしいと思います。
しかし、実体験から言えば僕は無理でした。
正直、構造力学の内容は全く理解出来ませんでした。
過去問に出題されている問題は、数値だけ入れ替えたり、内容を覚えて、何となく得点を獲得していました。
そのため構造に関しては『説明してほしい』と言われたら困りますね。
本当に数値の入れ替えや過去問を何となく覚えただけだから・・・(-_-;)
施工は現場の事も多いので、得意だったのですが、構造は全く理解出来なかったです。
一級建築士Youtuberたぬきさんの動画内でも高校物理が大事だと言っていました。
たぬきさんは説明していませんでしたが、スナギツネさんが、動画で解説をしてくれたようです。
勉強会で出会った構造科目を高得点獲得した受験生も同じ事を言っていたので、構造科目を高得点獲得するためには、基礎学力が必要になると思います。
構造分野の仕事に就きたいのであれば、高校の物理?等を勉強しても良いのですが、構造関係なく、一級建築士学科試験に合格したいだけであれば、高校物理?数学を勉強するより、他の科目の過去問を勉強した方が時間効率は良いと思います。
平成29年度以降構造科目の難易度は易しくなっている。
平成28年度までは構造科目の難易度が高かったのですが、平成29年度以降は、なぜか?わかりませんが難易度が易しくなっています。(過去問からの出題率がUP)
そのため、高得点を望まず過去問で対応出来る22~25点位を目標に頑張ってほしいと思います。
学歴の高い受験生は、構造科目を取りこぼさないように気を付けて!
有名な大学を卒業している人で、構造が苦手っていう人にあんまり出会った事がないです。
せっかく高校、大学で一生懸命勉強した経験を生かして是非9割(27点以上)を目指してほしいと思います。
そうすれば、法規科目や施工科目で少し点数を減らしても合格は出来ると思います。
まとめ
僕は自分がやって出来なかった事は進めないようにしているため、構造の点数は諦めた方が良いと思っています。
本当は、9割近い点数を構造で獲得出来れば一番良かったのですが、過去勉強しなかった時間は取り戻せないので、僕は潔く諦めました。
一級建築士YouTuberたぬきさんのオンラインサロンの内容は見た事ないので、わかりませんが、体系的に理解出来れば、高得点を獲得出来るようになるのかなぁ?と思います。
この解説もわかりやすいですよね。
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