
合格発表日から数日経ちました。
合格した受験生は喜び、不合格だった受験生はまだショック状態で来年の事を考える余裕はないと思います。
年末年始はゆっくりして、少し気が晴れたら、また少しずつ勉強を再開してほしいと思います。
令和2年の試験結果から考える試験元のメッセージは!?
ズバリ『実務をベースに課題内容をシンプルに考えて』という事だと思います。
個人的には採光、斜線、ユニットは全く出題されないだろうと思っていました。
過去それらが問われた事が無かったからです。
採光は、平成28年度の子育て支援施設で問われても良かったと思いますが、講義中は採光については触れていなかったと思います。
斜線は、2Aかつ35A、またはリゾートホテルのように北側道路から〇mは建物を計画しない等記載がありました。
ユニットはプランが簡単過ぎるという理由で、日建学院以外はあまり対策していなかったと思います。
平成23年度は、実例もあるユニット型のプランを講義中にやったが、本試験では出題されず。
その点を考慮して他校はユニット型に消極的だったと思います。
もっと試験元からのメッセージを読み解ければ良かったです。
そうすれば、まだ合格率を高める事が出来たと思います。
平成と令和の一級建築士製図試験は別物!!
来年からはプランニングの勉強よりも、法規等をしっかり勉強する必要があると思います。
今年はっきりと試験元のメッセージが各資格学校に届いたと思いますので、来年からは指導方針が大幅に変更になると思います。
日建学院は1年気付くのが早かったですね。
凄い!!
この流れは試験元のトップが変わるまで続きそうです。
来年のテーマは『シンプルかつ実務ベースで試験元の思考を攻略する』です。
まとめ
令和3年一級建築士製図試験の課題発表日が早く来てほしい!
今年は全体的に対策が甘かったため、受験生の皆様にはご迷惑をお掛け致しました。
早く課題発表を見て対策したい気持ちで一杯です。
来年も機会があれば、一緒に合格目指して頑張りましょう♪
年末年始はゆっくりと過ごして下さい。