一級建築士設計製図試験までいよいよ1週間と迫ってきましたね。
準備はいかがでしょうか?
今日は屋外テラスやデッキ等の扱いについて語っていきたいと思います。
ブログ読んでくれている受験生の中に僕のプランを講師に見せた結果驚きの答えが返ってきたそうです。
屋外デッキが青空じゃないよ!
『まとまっているけど、屋外デッキが青空じゃないので減点が大きいよ』と言われたそうです。
僕も課題文をざっくりしか夢で見なかったので、よくよく思い出してみました。
そしたら、やっぱり青空指定ではなかったです。一安心(笑)
っていうか講師は自分で考える事出来ないんですかね?
多分総合資格の採点表で青空じゃないと減点って書いてあったのでしょうね。
課題作成者も青空にしてほしいなら、そうと課題文に描かないとわかんないよ!と叫びたくなります。
講師も個人的に『別に良いよ』と思えば受験生にちゃんと説明すれば良いのに思考回路が停止した講師はDVDで教わった事をただロボットのように言うだけです。
これでは全国の受験生が可哀想です。高いお布施しているのに・・・
解答例も屋根の軒が屋外デッキに架かっていますけどね。
それは良いの?
結局課題作成者の自己満足課題?
自分の不都合な事はすぐに誤魔化すのに受験生が失敗すると鬼の首を取ったよう言ってくる講師って何なんでしょうね(笑)
全国の受験生の皆様『道の駅』の課題を見て下さい。
まずは試験元のHPに行ってH26年度一級建築士試験『道の駅』を開いてみましょう。
2つの解答例を見てみましょう。
はい。答えは出ましたね。
レストランと一体的利用されています。
そしてもちろん青空ではありません。
屋根が架かっていますね。
その為今回の模試2で屋外デッキが青空じゃなくても減点ではないと思います。
もし減点したければ補足しないと駄目じゃないですか?
この課題作成者って何がしたいんだろうなぁ~。
受験生を合格させたいのか迷わせたいのか、どっちなんでしょうか?
旧試験と新試験では屋外テラス等の扱いが違います。
旧試験はほとんど『ピロティー上部・上階に屋根等がある場合は算入しない』から新試験では『ピロティー上部・上階に屋根等がある部分を含めてもよい』に変わりました。
時代がわかっているのにも関わらず未だに過去の栄光にすがる無能講師が多過ぎます。
受験生の皆様が可哀想でなりません。
ちなみに屋外テラス等の出題は平成22年度本試験『小都市に建つ美術館』と平成25年度本試験『大学のセミナーハウス』に出題されていますので試験前までに一度見てみて下さい。
合格する受験生は講師のいう言葉を半信半疑でしか聞いていません。
疑問に思ったら自分で調べて下さい。
まぁ~僕に聞くのが一番早いかもね(笑)
え!でも去年の屋上広場は青空じゃないといけないのでは?
そうですね。
去年は青空の要求はさせていませんでしたが、合格者は200㎡の青空を計画していたと思います。
なぜ?去年は青空が必要だったのか?
それは子どもの利用を第一に考えて全体の設計をしているからです。
保育室は南側に計画して日照に配慮と言われていましたよね。
屋外広場は子ども達がメインに使う場所です。
その為屋外広場は出来るだけ南側に計画して青空にする事で日照を確保する事が求められたと気付かなくては駄目だったと思います。
そしてもう一つ大きな理由があります。
それは面積が過大であった事とY方向のスパンが14mと長かった為全体の計画を見た時に青空の方が良いと判断出来なくては合格するのは厳しかったと思います。
僕のエスキスする時の目安は
個人的には120㎡辺りを超えてY方向が2スパン必要ならば青空の方が良いと思います。
7m位だと屋根が架かっていても圧迫感がないですが、14mだと少し圧迫感(閉塞感)を感じませんか?
まとめ
各資格学校でも、講師によっても考え方が十人十色です。
その為色んな人の意見を聞いて自分なりに納得して自分なりのエスキスを構築していって下さい。
どうでしょうか?僕の説明では不満ですか?
次回は模試2を青空で一応解いておきましょう。