受験生の皆様!勉強お疲れ様です。
いよいよ明日10月9日(日)は令和4年度一級建築士製図試験の当日です。
今年は『事務所ビル』低層階型(自社ビル)なのか?基準階型なのか?
まだわかりませんが、どちらが出題されたとしても、この2か月間で得た知識をフル活用して課題を攻略してほしいと思います。
第1案目は偏心コア1択!ただ、それだけ!
大手資格学校の課題を見返すと、9割9分基準階型(5階または7階)の課題で構成されていました。という事は大手資格学校の予想は低層階型は無し!という事です。
では、もう一度事務所ビルをシンプルに考えていきましょう。
試験に出題される規模の事務所ビルであれば、偏心コアを第一案目に考える事は王道プランだと思います。
今年のTACに通われている受験生は、偏心コア以外どうして良いのか?わかりません。っと質問が相次ぎましたが、ある意味TACは本試験を本当に攻略しにきたなぁ~っと思います。
良い意味で高合格率を連発していた平成28年度前後のTACが戻ってきたと思います。
少し古い話になりますが、平成28年度の子育て支援の時もTACは8課題中7課題『保育所部門を1階にまとめました』他の大手資格学校では、1階、2階に分けて計画する課題をやっている中でTACは1階にまとめるプランにこだわっていました。
理由としては、標準解答例は2パターン出る=1プラン(1階にまとめる)2プラン(1階、2階に分ける)。
そのため、1階にまとめるプランに絞っても大丈夫だろうっと予想していたと思います。
結果は2パターンとも1階にまとめるプラン=TACの一人勝ちでした。
この年の合格率は7割前後あったのではないでしょうか?
やはり受験生に迷いがない事は強みになります。っという事は今年もTACの課題が本試験的中する確率が高いのかも知れません。
偏心コア1択ではなく。優先順位が重要
総合資格学院、日建学院に通っている受験生は、後半の課題でメンタルボロボロになったと思います。
そして今、頭の中は複雑にセンターコアかなぁ?9mスパン使うのかな?っと考えていませんか?
迷走中の受験生に、1つだけ質問します。
あなたが試験元の立場で2つ解答例を作成するなら、コアはどうしますか?
僕だったら、偏心コア+ツインコリダーまたは片廊下、最後にセンターコアかな?と考えます。
皆様も一緒じゃないですか?という事は偏心コアで解けない課題は出題されにくいと思いませんか?
そのため、第1案目は偏心コアで考えれば良いのでは?と個人的には思います。
これが絶対ではなく、優先順位の考え方です。
これが正解、不正解じゃなく第1案目はこっち。第2案目はこっち。という風に考えれば良いと思います。
試験元の課題は大手資格学校の課題とは全くの別物!
試験元という施主がいます。
この施主(試験元)は、あなた(受験生)が事務所ビルの計画を10数件やった実績(資格学校の課題)を聞きつけて、新しい事務所ビルの計画をお願いしています。
そのため、言い回し、文言、表現は今まで出会った施主とは全く違います。初対面です。
慎重に、相手の要望を読み解かないと、ダメ出し(不合格)を食らいます。
前回も聞いた(似ている課題)から同じで良いではなく、1つ1つ丁寧に読み解いて下さい。
普段の読み取りが15分~20分だとしても、本試験は30分は必要になると思います。
11時30分に読み取りが終わったら、普段より遅れているじゃなく、よし!落ち着いて読み取れたと思ってほしいと思います。
この2か月間頑張った自分を信じるのみです。
感謝の気持ちも大事
今日1日は、2か月間頑張った自分を褒めて、周りのサポートしてくれた人に感謝しながら、過ごして頂ければと思います。
最後に
もうエスキスはやらない方が良いです。
最後の課題に引っ張られて明日、大怪我する可能性が高いので。
明日はフラットの状態で臨んで下さい。
まとめ
本日の夜にブログ更新したいと思います。
優先順位を決めて迷いなく!
第1案目は迷わず偏心コアで計画する!