一級建築士製図試験をすでに受験している過年度生・卒業生の中には何を今更『記述が大事なんて当たり前の事言っているの』と思う方が大勢いると思います。
そうなんです。
今や記述の重要性を知らない受験生なんていないのです。
初年度生の皆様聞いて下さい!一級建築士製図試験!記述の大切さを!
今年初めて一級建築士製図試験を受験される皆様はどうでしょうか?
『はぁ!記述って二級建築士製図試験みたいに少し適当に何か書いておけば良いんでしょう』と思っている方が多数ではないでしょうか?
確かに二級建築士製図試験の記述は適当に書いても合否にはあまり影響が出ないですよね。
しかし一級建築士製図試験においては、記述はエスキスよりも重要な要素となっています。
近年はプランの自由度が高いよ!
近年の一級建築士製図試験は自由度の高い問題が出題される為、各受験生のプランに甲乙が付けづらいんですよね。
その為、エスキス(プラン)では採点の点数に差が出ないため、近年の製図試験では作図と記述が合否を分けるとされています。
過年度生・卒業生の方には常識だと思います。
初年度生は知っておいて下さいね。記述と作図の大切さを!
旧製図試験はエスキス(プラン)がパズルみたいに難しかったみたいですが、今はプランの自由度が高い為、結構簡単にエスキスが完成します。
1時間もあれば十分じゃないでしょうか!
一級建築士製図試験合格に向けて記述を徹底的に勉強してね!
初年度生は学科試験に合格したからといって浮かれている時間はありませんよ。たった2か月間という短い間に合格に向けて勉強する事は山ほどあります。
- エスキスを2時間以内に完成させる
- 3時間で作図を完成させる
- 1時間で記述を完成させる
以上すべての事をやり切ってこそ、無事一級建築士試験に合格出来るのです。
不合格者はなぜ?記述の勉強を後回しにするのか!?
資格学校では依然として一級建築士製図試験に合格する為には良いプラン(エスキス)を作成する事が大事だと思っている為、授業の優先順位も『エスキス→作図=記述』となっています。
その為、資格学校に通う受験生は資格学校の教えの通り『エスキス→作図=記述』と力を入れて勉強していくので自然と記述の勉強を後回しにします。
過年度生は記述の重要性を知っているので、1年間かけて記述を完璧に仕上げてきます。その為資格学校が記述に力を入れていなくても対応できますが、初年度生は9月中旬位から記述を始めると本試験に間に合わない可能性があります。
不合格になる受験生ほど、9月下旬になっても課題を解く時に資料をみながら記述している人が多いです。
本当は8月下旬で『記述と3時間作図』出来るようなっておくのが理想です。
エスキスは2日あれば挽回出来るので!ビリケツ君が教えればね(笑)
※過年度生で記述が苦手と言っている人は論外です。1年間何を準備していたのでしょうね。『不合格は当然の結果です!』と言いたいのですが、誰も教えてくれないですよね。課題発表の半年間の過ごし方なんて(´・ω・`)
記述の日建・プランの総合
日建学院は記述に力を入れていますが、総合資格学院はそれほど記述に力を入れていません。
その代わりにエスキスは総合資格学院の方が力を入れています。
日建学院の模範解答みて笑っちゃった!
去年の平成28年度一級建築士製図試験の模範解答をみれば一目瞭然です。日建学院の模範解答は酷過ぎました。
3階にプレイルームを計画するって斬新過ぎてビックリしました(笑)
あのプランを学校の代表で公開する勇気!
ビリケツ君が日建学院の生徒だったら授業料返金してほしいと思います。
一級建築士製図試験不合格者は記述舐めすぎ!
資格学校に通った事がある受験生はわかると思いますが、一級建築士製図試験に不合格になる人達って90%ぐらいの確率で記述が下手ですよね。
しかも下手な人に限って資格学校で習う記述を独自にアレンジします。
文章が下手だと自覚しているのならば、大人しく資格学校で習う文章をそのまま写せば良いと思うのですが、なぜか不思議とアレンジしちゃうんですよね。
本当!製図試験の不合格者は記述を舐めています。
良い子の皆様は、学校で習う記述をそのまま覚えて下さいね。それが合格への近道ですよ
まとめ
一級建築士製図試験に合格する為には記述が上手く書けなくては永遠に合格出来ません。
ウラを返せばエスキスが下手でも作図と記述さえキッチリ出来れば簡単に合格出来ます。
近年の一級建築士製図試験とはそういうものなのです。
自分でアレンジする必要性なんて全くありません。資格学校で習った事を忠実に暗記して試験本番の時に力を発揮すれば良いのです。
記述が楽しくなる方法は次回お教え致します。
一級建築士製図試験!合格目指して頑張って下さい!