一級建築士製図試験攻略テキストについてのお話!第3章

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本日はエスキスの考え方(一級建築士製図試験攻略テキスト22ページ~23ページ)についてお話したいと思います。

テキストが手元にない受験生は雰囲気だけ感じて頂ければ嬉しく思います。

天井高さの意味を考える!記述はコピペで対応!




22~23ページ

天井高さの意味を考えてみる!

一級建築士製図試験で使われる天井高さの数字はある程度決まっています。

天井高さ3m、4m、5m、6m、6.5m の5パターンです。

平成28年度(子育て支援)から6.5mが新しく追加されました。

特定天井は6mを超える!

6m以上では特定天井の記述が出題出来ないため、6.5mにする必要があります。

天井高さの数字にはそれぞれ意味があります。

天井高3m以上と指定する場合は、空調方式が単一ダクト指定の可能性が大です。その為、梁下を500mm確保するためには階高を4mではなく4.5mで計画する必要があります。

天井高4m以上と指定する場合は、かなりの確率で最上階に計画する事が求められます。5m、6mではなくあえて4m以上としている点がポイントです。天井高さ4mの場合、階高は6mで対応出来ます。その為、最上階に計画しても断面構成に与える影響は少なくなります。日建学院の課題では4m以上はあまり見かけませんが、総合資格学院では定番の知識となっています。※今年はどうかわかりませんが。

天井高5m以上になると基本は最上階に計画しない事が多いです。第1案目はなるべく低層階に計画する事が王道プラントなります。妥協案として最上階に計画する事もあるかも知れません。もし計画する時は斜線制限に気を付けて下さい。

天井高さの数字の意味をしっかり理解して課題攻略に役立てて下さい。

記述のポイントはコピペ

記述は全問正解を目指さなくても大丈夫です。

毎年2問位は初出題の問題です。

記述は自分の言葉で書かずに、出来るだけ学校から配布された資料を暗記(コピペ)した方が良いです。

記述を独自(自分の言葉)に考えて記載している人の合格率はあまり良くないように感じます。

何も考えずとにかくコピペで対応する事が合格への近道だと思います。

記述は言い訳の天才が強い!

大手資格学校から配布される記述の欠点!!

学校から配布される記述の欠点が1つあります。

それは学校の記述はプランが完璧に出来た前提で作成されています。

『本当は南側にレストランを配置したい。しかし、プランがまとまらず妥協して北側に計画した。』

こんな場合記述はどうすれば良いのでしょうか?

学校の記述だけを暗記すると、対応出来ない場合が出てきます。

そのため、学校から配布される記述を暗記する+妥協した時の言い訳を自分で考える事が重要になります。

先ほどの例でいえば、北側に妥協して計画した場合は『道路幅員が広ければ、視認性に配慮、集客性に配慮等』素早く言い訳出来るようになれば、皆様のプランの自由度も上がると思います。

何事も一長一短あるため。言い訳が成り立ちます。

一級建築士製図試験において言い訳は凄く役に立つので、ある程度のパターンを覚えておいた方が良いと思います。

一人で思い浮かばない場合は、クラスメイトと協力しても良いと思います。

まとめ

一見難しそうな、天井高さと記述ですが、ある程度のパターンを覚えれば攻略出来ます。

難しいとは思わず、攻略の糸口を一緒に探してみましょう♪

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