残すところ約1か月間となります。
これからが本番なので、受験生の皆様気合を入れなおして頑張って下さい。
本日は一級建築士製図攻略テキストの事と前半戦の大手資格学校の状況をお話しします。
大手資格学校の前半戦の課題を振り返る※全部見ていないけど感覚的に
総合資格学院
基本的な課題が多いため、過年度生には少し物足りないのかも知れません。
少し簡単かな?とのご意見を頂くので8月にしては良い課題だと思います。
今年は難しいので解いてほしいです。とのご要望がないため特にそう思います。
2階建ての課題と3階建ての課題が50:50なので、心配していると思いますが、毎年総合資格学院は8月は基礎課題!
9月から本試験に向けての課題という風に構成されているので、きっと9月からは2階建てが減るのでは?と思います。
天井高が高い部屋
今年は天井高の高い部屋(5m~6m)を最上階に計画しているプランが見られるので、令和元年の美術館の標準解答例を参考にされているのかも知れません。
第1案目は1階または2階に計画して、第2案目に最上階という風に考えると悩まなくて良いと思います。
最上階に天井高の高い要求室を計画する際気を付けるポイント2つ
- 道路斜線
- 空調のダクトルート
天井高が高い要求室を最上階に計画すると、階高が変わり一発ランク4となる可能性がありますので、再度チェックしてほしいと思います。意外と見落とすポイントです。
また空調のダクトルートの取り方が難しいです。〇〇ルームのみ天井高を上げると空調(DS)のルートはどうやって確保するのか?
一番簡単なのは、ホール(DS)等も一緒に一部天井高を上げる事です。
例えば、総合資格学院のオリジナル②とオリジナル③の天井高が高い要求室の空調はどのルートで確保しているのか?
断面図には記載されていないので、理解出来ていない受験生は学校で講師に質問してみて下さい。
僕も受験生だった頃はわかっているようで、実はわかっていなかった部分です。
日建学院
日建学院の課題はズバリ!!
『激ムズ』です。総合資格学院の長期の課題かと思いました。
総合資格学院の長期製図組(モンスター受験生達)だったら楽しい課題だと思います。
初年度生のお悩み相談メールが凄く来ます。
課題を解いて下さいっという相談は1件のみで、ピンポイントでこれは良いですか?なぜ?これはこうですか?とかエスキスの前段階の質問が非常に多いです。
実際課題を見ていないので、詳しくは言えませんが、難しいですよね。
総合資格学院の課題はまだ、建ぺい率を問う問題が出題されていないと思いますが(1課題微妙なのがあった)日建学院の課題は凄く問われています。
スパン割も変則スパン多く、上級者向けの課題が多いです。基礎課題は・・・一体どこにいっているんでしょうかね。
あれが、9月の課題であれば、なるほど!なるほど!と思うのですが、まだ8月ですからね。
ここから、初年度生向けに何かあるんですかね?
※過年度生にとっては、難易度の高い課題は凄く良いと思います。課題自体も意図があって良いと思いますが、8月に初年度生がやる課題ではないような気がします。
模試もズタボロ過ぎて、見かねた講師がヒントを出して、休憩時間を含めて終わったと言っている受験生がいました。
まだ課題は見ていませんが、あれがあって、これがあって、と大変だったみたいです(涙)
TAC
TACの課題はまだ一枚も見ていないです。
でも、受験生からシンプルで解きやすいのでTACでよかったです。との声を3名(勉強会参加者)から頂いていますので、多分良いんでしょうね。
近年の課題はエスキスの難易度は比較的優しいので、TACみたいに基礎課題を中心とした方が受験生にとって良いのかも知れません。
まとめ 前半戦 学科試験風に言うと
総合資格学院 例年通り!安定の8月
日建学院 例年に比べて難易度高い!
TAC 例年通り!
9月からも頑張りましょう♪
あ!テキストの事書き忘れたので、次のブログに書きます。